アトピーっ子の子育て情報

乳児・幼児のアトピーっ子育児に関しての情報発信ブログ。アトピックスキンのスキンケアや生活習慣などの対策、アトピーっ子に優しい衣類・寝具・洗剤やシャンプーなどの生活用品の紹介などお役立ち情報やアトピー関連ニュースをお届けしています。

記事一覧

  • アトピーとプロトピックと感染症
    アトピーに使用される軟膏

    アトピーっ子情報館のsaikoママです。 前回の記事で、アトピー性皮膚炎にともなう感染症にはステロイドやプロトピックのような免疫抑制剤を使用するべきではないと書きました。アトピー肌は感染症にかかりやすい? プロトピックはステロイドより抑制力の強い免疫抑制剤です

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  • アトピー肌は感染症にかかりやすい?
    アトピーの基礎知識 / アトピー発症、悪化のメカニズム

    アトピーっ子情報館のsaikoママです。 夏ですねー。アトピー娘も今年から幼稚園。娘の通う幼稚園は通年を通してプールの時間があります。アトピーっ子にプール、特に塩素は大敵です。かといってずーっと卒園まで見学というわけには行きません。本人もプールに入りたがってい

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  • アトピー肌に紫外線はNGですよー
    アトピーと紫外線

    アトピーっ子情報館のsaikoママです。 今年も紫外線の季節がやってきましたねー。幼稚園に通い始めたアトピー娘ですが、夏は比較的肌の調子が良いので、ついつい油断しています。かろうじて虫除けクリームだけは塗りたくっていますが、日焼け止めまでは手が回らず(^^;)園では

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  • アトピー肌とスキンケアについて
    アトピー肌とスキンケア

    アトピーっ子情報館のsaikoママです。 アトピー克服には適切なスキンケア。一般的にそう言われていますね。では、なぜアトピー肌にスキンケアが必要なのでしょうか。 まず、アトピー肌は乾燥しやすいということがあげられます。 ご存知のように人間の体は体重の約60%が水分

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  • アトピー娘のアレルギー検査結果
    娘のアトピー

    アトピーっ子情報館のsaikoママです。 アトピー治療のためも行ったわけではないですが、アトピー娘は2歳から子供専門の総合病院に通院しています。そこでは毎回血液検査をしていたので、何回目かの検査のとき、 「ついでに」アレルギーの検査も受けてみては、 と担当医師か

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  • アトピーと衛生仮説
    アトピー関連ニュース

    アトピーっ子情報館のsaikoママです。 先日、理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長という方が「子供を花粉症にしないための9カ条」というものを発表しましたね。 その9カ条とは以下です。  1.生後早期にBCGを接種させる2.幼児期か

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  • アトピー娘、3歳の冬を超えて
    娘のアトピー

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 アトピー娘、3歳の冬を越しました。魔の乾燥の時期を今年はどう乗り切るか!と昨年末は思っていました。 なにしろ、アトピー娘は0歳、1歳、2歳と年が明けた頃から一気にアトピー湿疹が噴出し、顔も背中も湿疹だらけになってい

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  • アトピーと紫外線対策
    アトピーと紫外線

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 今回は紫外線対策の具体的な方法です。 紫外線対策はとにかく予防が一番!日焼けをしないことです。特にアトピーの場合、症状の悪化にもつながりますのでしっかり予防しましょう。 なんといっても、「なま肌」をさらさないことです

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  • アトピーと紫外線その2
    アトピーと紫外線

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 前回は紫外線が皮膚に及ぼす影響をお話ししました。では、その紫外線を防止する最善の策とは一体なんでしょう。 日光を遮断した部屋に一日中こもっている ・・・現実的ではありませんね(^^;) アトピーでなくても、今の地球の現状を

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  • アトピーと紫外線その1
    アトピーと紫外線

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 アトピーの人は、紫外線の影響を受けやすいです。強い日差しを浴びると約3割の人がアトピーの症状が悪化するといわれています。 昔は日光浴は体に良い、と特に子どもには日に当たることをすすめられていましたが、近年では紫外線

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アトピーとプロトピックと感染症

アトピーっ子情報館のsaikoママです。


前回の記事で、アトピー性皮膚炎にともなう感染症には
ステロイドやプロトピックのような免疫抑制剤を使用するべきではないと書きました。

アトピー肌は感染症にかかりやすい?



プロトピックはステロイドより抑制力の強い免疫抑制剤です。
アメリカでは2歳未満には使用できないのですが、
日本では新生児にも処方されているのが現実です。

プロトピックは発がん性があるというリスクも報告されています。


アトピー
の人がかかりやすい感染症にカポジ水痘様発疹症があります。
カポジ水痘様発疹症とは単純ヘルペスウィルスとの接触により
皮膚が赤く腫れて小さな水疱が群がってできる皮膚疾患です。

皮膚に基礎疾患を持っているアトピーの人などに多く見られます。


あるデータによると、2006年頃からカポジ水痘様発疹症を発症するアトピーの患者が増えています。
その原因はプロトピックにあるのではないかといわれています。

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ステロイドとカポジ水痘様発疹症の関係は、点滴や内服によって発症するケースの報告はありますが、
ステロイドの外用での報告はないそうです。
しかし、プロトピックの場合は塗布でも発症に至るケースがみられます。


プロトピックは強い免疫抑制剤で、臓器移植の際などその活用の場は少なくありません。
でも、アトピー湿疹に繰り返し塗布することはカポジ水痘様発疹症だけでなく、発がん性など
様々なリスクが考えられます。

それに、プロトピックを使ったからといってアトピーが治るわけではありません。
一時的に、それを使用している間だけ症状を抑えているだけで
止めたら再びアトピーは火をふきます。


その効果とリスクを熟考して使うか使わないか決めてください。


★チョットひとこと★
プロトピックと同じように、強い免疫抑制力をもつ薬に
シクロスポリンというものがあります。

これは海外でアトピーの人に処方されることが多いそうです。
このシクロスポリンも発がん性があり、また、
ステロイドとの併用によって骨密度の低下も報告されています。

日本では、成人の重度のアトピー患者に投与が認められているようですが、
その対象も使用方法も厳しい基準があります。
 

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アトピー肌は感染症にかかりやすい?

アトピーっ子情報館のsaikoママです。


夏ですねー。アトピー娘も今年から幼稚園。
娘の通う幼稚園は通年を通してプールの時間があります。
アトピーっ子にプール、特に塩素は大敵です。

かといってずーっと卒園まで見学というわけには行きません。
本人もプールに入りたがっていますし。



初日、先生にお願いして皆より少し早めにプールからあがって、
シャワーを念入りに浴び、すぐにスキンケアしました。

アトピー
湿疹は出ていなかったのですが、
プールから出た後、脇や肘裏など、やはり赤く細かい湿疹が出ました。
すぐに治まったので、塩素負けだと思います。

アトピー
パパも塩素除去のシャワーヘッドに交換する前は
お風呂のあと必ず蕁麻疹のような細かい湿疹が出ていました。

二人とも、こういった湿疹は比較的短時間で消えますが、
痒いからといって掻き壊してしまうと一気にアトピー湿疹に移行するので、やはりスキンケアはしっかりする必要があるようです。

ふだんは殆ど何もしていませんけど。


アトピー
の子でなくても、子供はプールでとびひにかかりやすいといいます。
気をつけたいですね。



さて、アトピー肌の人は感染症になりやすいといいます。
その原因とはなんでしょう。

キーワードは「抗菌ペプチド」。

抗菌ペプチドは、ヒトの皮膚や汗の中にあるアミノ酸の結合体です。
この抗菌ペプチドが細菌性の感染症やヘルペス、カポジ水痘様発疹症などの感染症の発症を抑えています。

(皮膚にある抗菌ペプチドは「デフェンシン」「カセリシジン」、
汗には「ダームシジン」が含まれています)


アトピー
の人は汗をかきずらい傾向にありますので、抗菌ペプチドが少ないのは想像できますね。
また、アトピー肌は皮膚のパリア機能が低下しているので、皮膚に存在する抗菌ペプチドも少ないといえます。


アトピー
の人は汗をかくと痒くなるので、汗をかきたがらない傾向がありますが、このように汗に含まれる抗菌ペプチドは免疫力をアップさせる大事なものです。
確かにアトピー湿疹を発症しているときは、汗のかき始めはそれが刺激となって痒みが増すかもしれませんが、しっかり汗をかく―汗をかける体になることはアトピー克服にとても大事なことだといえます。


また、感染症にかかりやすいということは、免疫力が低下しているということですね。
その原因となっているのが、ステロイドなどの免疫抑制剤です。

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感染症を併発している場合、ステロイドプロトピックなどの免疫を抑制してしまう薬を使うと、治りが遅くなってしまいます。・・・というのは控えめな言い方で、かえって悪化させてしまいます


免疫力の低下によって感染症にかかるのだから、そんな状態の時は免疫抑制剤は使わない―素人である私は当たり前だと思っていますし、そのように書いてある書籍も多いのですが、
お医者さんの中には、それでもステロイドを処方することがあるそうです。


そもそも、アトピー湿疹が発症しているときは黄色ブドウ球菌などの菌に感染していることがほとんどだといいます。
ということは、やはりステロイドなど免疫抑制剤は使うべきではないと思ってしまうのですがいかがでしょう。

使うにしても、安易に考えるのではなく副作用も含めてよく理解し、使用方法を しっかり守ることが重要です。

 

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アトピー肌に紫外線はNGですよー

アトピーっ子情報館のsaikoママです。


今年も紫外線の季節がやってきましたねー。
幼稚園に通い始めたアトピー娘ですが、夏は比較的肌の調子が良いので、ついつい油断しています。
かろうじて虫除けクリームだけは塗りたくっていますが、
日焼け止めまでは手が回らず(^^;)

園ではスモッグ、帽子、ハイソックスで過ごしているので
まぁいっか。。。ってよくない!

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日焼けはお肌の大敵と言うのは万人にいえることですが、
アトピーの人は特に気をつけたいですね。



今日は紫外線の影響のおさらいです。


1、皮膚の乾燥を強める
紫外線は皮膚のバリア機能を破壊します。
バリア機能の低下しているアトピー肌にとってはまさに大敵です。


2、皮膚に炎症物質が発生する
日焼けをすると大抵の人は赤くなりますね。これは皮膚の炎症です。
いってしまえはヤケド!


3、免疫が抑制される
表皮には皮膚の免疫機能をつかさどるランゲルハンス細胞がありますが、紫外線を浴びるとその機能が低下してしまいます。


4、色素沈着を起こす
特にアトピー肌の場合、掻き壊して色素沈着を起こした肌に紫外線を浴びると、更に濃くなる危険性があります。


5、遺伝子を傷つける
傷ついた遺伝子が修復されず、シミができたり、ひどい場合にはがんになったりする可能性があります。


6、皮膚を老化させる


また、目の日焼けにも気をつけましょう。
紫外線の影響で目の中にある水晶体のたんぱく質が変化してしまうと
水晶体が濁って白内障になる危険性があります。

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日焼けをしてしまったら・・・
とにかく冷やしましょう!水ぶくれが出来てしまうほどの日焼けの場合は専門医に診てもらいましょうね。

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アトピー肌とスキンケアについて

アトピーっ子情報館のsaikoママです。


アトピー
克服には適切なスキンケア
一般的にそう言われていますね。
では、なぜアトピー肌にスキンケアが必要なのでしょうか。



まず、アトピー肌は乾燥しやすいということがあげられます。

ご存知のように人間の体は体重の約60%が水分です。
(赤ちゃんは約70%です)
体内の細胞や組織は水分で潤され、活動しています。
水分が一定に保たれていることによって、体は正常に機能しているといえます。


通常、乾燥した環境では水分は蒸発していきますが、
人間の体は良くできたもので、皮膚の表面にある角質層がバリアの役目を果たしてくれています。

角質層は、とても薄い膜ですが健康な肌の場合、細菌やウイルスから体を守ってくれます。
しかし、アトピー肌はそのバリア機能が低下していると言われています。

そうなると、当然外部環境の影響を受けやすくなるわけです。

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もうひとつのキーワードが「セラミド」です。
角質層というのは、「層」というだけあって、角質細胞が何層にも重なっています。
その角質細胞はターンオーバーを繰り返しながら、細菌やウイルス、また代謝物質を排除することによってバリア機能を果たしているわけです。

そして、その角質細胞の間を埋めているセラミドなどの角質細胞間脂質がさらにその働きを強化させています。


近年、アトピー性皮膚炎の皮膚のセラミドは、健康な肌の30%ほど少ないということがわかりました。
セラミドの量が少ないと言うことは、角質細胞がはがれやすくなり、バリア機能が低下してしまいます。


アトピー改善のためには腸内環境を良くするなど、体の内側からのケアが大事だと常々思っています。
しかし、一旦トラブルが出てしまったアトピー肌には適切なスキンケアをして、皮膚のバリア機能を向上させることも必要だと感じます。



==日ごろから気をつけたいスキンケアについて==
☆なるべく皮膚に刺激を与えないようにする
(クリームで保護するなど)
☆爪を短く切って掻き壊さないようにする
☆炎症の程度(部位)によってスキンケアを分ける
(ジクジクの場合はオイル、カサカサの場合はクリーム等)

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アトピー娘のアレルギー検査結果

アトピーっ子情報館のsaikoママです。


アトピー
治療のためも行ったわけではないですが、
アトピー娘は2歳から子供専門の総合病院に通院しています。
そこでは毎回血液検査をしていたので、

何回目かの検査のとき、

「ついでに」アレルギーの検査も受けてみては、

と担当医師からすすめられました。


まぁ、どうせ幼稚園に行くようになったらアレルギーの有無(目に見える数値として)を知っておくも良いかと思い調べてみました。
 

アトピーであるから食物アレルギーがあるとは限らないというのはご存知の方も多いかと思います。
でも、アレルギーが無い(数値として出ない)からと言って、食べ物に気をつけないと
アトピーは悪化する
という事実も経験した人は多いと思います。


現にアトピーパパは今年の春、
暴飲暴食がたたって3年ぶりに顔と肘裏、手首にアトピー湿疹が復活してしまいました。

長年アトピーと付き合ってきたパパは、その原因は乱れた食生活と代謝の低下だと言っています。
その後食事を見直し(素食にし)足湯などで汗をかくようにしたらすーっとアトピー湿疹は引いていきました。

季節柄、花粉や黄砂など湿疹が出やすい状況であったのかもしれませんが、
本人は食事の大切さを再認識したようです。



話を元にもどしますが、アトピー娘のアレルギー検査の結果は

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・・・・・・まぁ、たくさんありますね(苦笑)・・・・・・


医師の第一声です。

スギ・ハウスダストは私もアトピーパパもありますので、それは致し方ないと思います。
(でも、スギなど草木はなかったです)
猫、犬もありました。


そして食べ物ですが、経験則で感じていた通り
ミルク・チーズ・卵・カニ等にアレルギーがありました。
小麦や大豆になかったのが救いです。

それまで大豆は味噌や醤油を含めて毎日のように摂っていたので
アレルギーがあるとは思っていなかったのですけどね。
予想通りの結果でした。


思えば、授乳中に私が口にしてアトピーが悪化したもの、本人が口にしてひどい目に遭ったもの
すべて乳製品が入っています。


予想通りの結果といえばそうですが、
アトピーっ子の場合、数値が出なくても反応することも多いです。

アトピー
娘のお友達で、やはりアトピー湿疹で悩んでいるママもいますが、
知っている限り食物アレルギーのある子は数人です。
制限したほうがいいくらいの数値が出た子の方が少ないくらいです。


アトピー
娘は卵はレベル1なので、少しなら口にできると思いますが、
乳製品に関してはまだまだ先になりそうです。


現在幼稚園に通い始めたので週に4日はお弁当です。
乳製品と卵を使わない幼稚園児のお弁当は・・・地味です。

 

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アトピーと衛生仮説

アトピーっ子情報館のsaikoママです。


先日、理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの
谷口克センター長という方が
「子供を花粉症にしないための9カ条」
というものを発表しましたね。


その9カ条とは以下です。
 

1.生後早期にBCGを接種させる
2.幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる
3.小児期にはなるべく抗生物質を使わない
4.猫、犬を家の中で飼育する
5.早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす
6.適度に不衛生な環境を維持する
7.狭い家で、子だくさんの状態で育てる
8.農家で育てる
9.手や顔を洗う回数を少なくする

 

はじめよう! 子どもの花粉症を防ぐ生活(All About)


花粉症にしないための・・・とありますが、
アレルギーにしないための、と言ってもいいのではないかと思います。

アレルギーは、白血球の中のTh1細胞Th2細胞の働きのバランスが崩れ、Th2が優位になることで起こる免疫反応です。
ちなみにTh1が優位になると膠原病や間質性肺炎などの急性炎症性疾患が発症しやすくなります。


アトピー性皮膚炎はアレルギーの代表選手です。
おおいに参考になる・・・と思うのですが(^^;)いきなり農家で育てる、って言われてもねぇ。

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でも、4〜9で言っていることは、
清潔を心がけて、かえって子供の免疫力を低下させているということに対する警鐘ですよね。

最近衛生仮説が注目されています。

衛生仮説とは、清潔すぎる環境がかえって乳幼児のアレルギー発症率を上げているという説です。


先ほどの免疫反応の話に戻ってみます。
胎児は母親のお腹にいるときはTh2細胞が優位です。
アレルギーになりやすい状態なわけです。

生後、発達するに従って免疫系は徐々にTh1細胞優位に変わってきます。
そのためには、本来私たちのまわりに存在する微生物による刺激が重要なのですが、
特に細菌などの感染性微生物からの刺激は、Th1細胞を強く誘導します。


子供がアトピーだというと、部屋を丹念に掃除し、
毎日の入浴はもちろんのこと、とにかく清潔にすることを考えがちです。

もちろん、ダニやハウスダストはアレルギー症状を引き起こすアレルゲンであるわけですが、
過剰なまでに神経質になってしまうのもどうかと思います。


私自身、ダニとハウスダスト、スギ花粉には強い反応を示します。
先日アトピー娘もアレルギー検査をしたところ、
スギはなかったもののダニとハウスダストはありました。
そしてアトピーパパもしっかりあります。


でも、それに対して過剰に反応してしまうとそれこそ1日中掃除をしていることになるし、
精神的にもまいってしまいます。


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9か条6の「適度に不衛生な環境を維持する」
なんていうのは、アトピーっ子を持つママにとってホッとする1か条ではないでしょうか。


そして、以前から気になっていたことですが、最近のママはとにかく「清潔」に敏感すぎます。

アトピー
ではない子でも、1日のうちに石けんで何度も手を洗います。

我がアトピー娘は、外から帰ってきたときや、
粘土遊びなどで手が汚れたとき以外、石けんでは手を洗わせません。

カサカサになってしまうから、というのも理由の一つですが、
前から多少不衛生な環境のほうが免疫力が付くと考えていたからです。

ハイハイの時期は、スリッパで遊んでいたりしてもあまり気にもしませんでした。
アトピー娘が生まれた頃、何かの本で読んだのですが、
「赤ちゃんはスリッパの裏を舐めても病気にならない」
というような内容が書いてありました。

特に日本は外履きで家の中も歩く習慣はないので、他の国に比べて家の中は清潔なはずです。


アトピー
は免疫力が付いてくると、確実に改善します。
これは、アトピー娘の経過を見ていても感じます。

大人の場合も、体調を崩したりストレスが溜まったりすると免疫力が低下してアトピーの症状がでてきたりしますね。

これらのことを考えると、衛生仮説はあながち無視できません。
アトピーっ子を持つママにとって、ずいぶんと気が楽になりますしね。

 

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アトピー娘、3歳の冬を超えて

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


アトピー
娘、3歳の冬を越しました。
魔の乾燥の時期を今年はどう乗り切るか!
と昨年末は思っていました。


なにしろ、アトピー娘は0歳、1歳、2歳と年が明けた頃から一気にアトピー湿疹が噴出し、
顔も背中も湿疹だらけになっていましたから。


今年も何度か怪しいな、と思った頃がありましたが、何より救いだったのはアトピー湿疹が出なかったこと。
去年はホッペが湿疹で真っ赤っ赤になり、ゴールデンウィークあたりまで尾を引きました。


今年はアトピー娘も幼稚園入園です。

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一度アトピーが出てしまったら、4月の入園までにきれいになるのは無理だと思っていました。

ところが、たまに顔に赤味が出ることはあっても湿疹はまったく出ませんでした。


といっても、全身無事だったかというとそうではなく、背中は多少アトピー湿疹が出ました。
毎年一番ひどかった「肩甲骨の間」です。

ここは1月初旬あたりからじくじくし始め、ずっと治らずにいました。
でも、ここ数日急に枯れだし、薄くなってきました。


もう一箇所は肘です。
今まで、肘や膝の裏はアトピー湿疹が出たことはありませんでした。
肘や膝の裏のように柔らかい所に出るのは幼児期になってからのアトピーの特徴だと言われますが、
まさにそんな感じです。


乳児の頃は、不思議と腕の表側、足も、ふくらはぎなど比較的皮膚が強い箇所に小判状のアトピー湿疹がたくさん出来ていました。

アトピー娘の肘裏の湿疹は、ジクジクして、真っ赤になっていました。
でも!なぜか右腕だけでした。


アトピー
性湿疹の特徴として、体の左右対称の場所に湿疹が出るということですが、
娘の場合は右だけです。左はするするのすべすべです。


接触性皮膚炎かと疑ったりもしましたが、結局3ヶ月間も同じ状態なので、アトピー湿疹だと思います。
今はだいぶジクジクもおさまってきましたが、
やっぱりまだ赤く、ときおり掻いています。


なんだかんだ、毎年少しずつアトピーが軽減しているので
親としてはほっとしています。

幼稚園に行くようになると、子供なりにストレスがかかると思います。
そのとき、アトピーが噴出しないように祈るばかりです。

 
2009年初春(記) 

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アトピーと紫外線対策

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


今回は紫外線対策の具体的な方法です。

紫外線対策はとにかく予防が一番!
日焼けをしないことです。


特にアトピーの場合、症状の悪化にもつながりますのでしっかり予防しましょう。


なんといっても、「なま肌」をさらさないことです。
日傘帽子衣服で肌を覆いましょう。

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帽子はむれない素材を選び、つばのなるべく大きなものを。

衣服は、袖の長いものや襟付きのシャツで
なるべく体を覆うことができるデザインが良いとおもいます。

目の詰まった生地の方が紫外線防止には優れていますが、
アトピーの人の場合、ムレによる発汗でもかゆみを起こすことがありますので、
屋外では風通しの良い長袖の上着を重ねてもいいと思います。


色については、黒い物の方が有効だと言われていますが、
それはあまり関係ないようです。
ただ、黒は熱の吸収率が高いのは確かです。
アトピーの人はかえって反射率の高い白のほうが良いかもしれませんね。


次は「日焼け止め」です。
肌が露出する部分には必ず日焼け止めを塗りましょう。

肌が弱い人、特にアトピーの人は自分の肌に合った日焼け止めを選ぶことが大切です。
全体に使用する前にパッチテストをするほうが無難です。

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最近は、水に強いタイプの日焼け止めが多く販売されていますが、
専用のクレンジングを使わないと落ちないものもありますので注意が必要です。
クレンジングによって肌を痛めてしまうこともあります。

落としやすいものを使って、何度か塗りなおすようにしましょう。

就寝前には、クリームはしっかり落とすのもポイントです。



【豆知識】:紫外線吸収剤紫外線散乱材
日焼け止めクリームには化学薬品に紫外線を吸収させる吸収剤
酸化チタンなど顔料で紫外線を反射する紫外線散乱剤があります。

紫外線吸収剤は肌への刺激が強く、かぶれたりすることもありますので、アトピーや肌の弱い人は紫外線散乱剤をおすすめします。


日焼け止めを塗る際に気をつけたいことは、落ちやすいものを1日に何度か塗りなおすようにします。
2〜3時間程度が目安です。
汗をかいたときは塗りなおしましょう。

アトピー
の薬を塗っている場合は、
まず薬を塗ってからその上に日焼け止めを塗ります。


さらに気をつけたいのが紫外線の多い時間帯や場所を避けることです。
1日のうちで一番紫外線が強いのは正午です。

また、場所について言えば日本では南に行くほど紫外線は強くなります。
沖縄と北海道では2倍も差があります。

標高では、1000メートル高くなる毎にUV-Bは10〜12%増加します。


気をつけたいのは、紫外線は空気中で散乱するという事です。
当然日陰でも紫外線は存在します。


なお、ステロイドだけでなくワセリンなどは日光を集めて日焼けしやすい状態にあるといえます。
プロトピックを塗った後は強い日差しに当たってはいけません。
アトピーの人は紫外線対策は万全を期してくださいね。

 

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アトピーと紫外線その2

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


前回は紫外線が皮膚に及ぼす影響をお話ししました。
では、その紫外線を防止する最善の策とは一体なんでしょう。


日光を遮断した部屋に一日中こもっている


・・・現実的ではありませんね(^^;)


アトピー
でなくても、今の地球の現状を考えると紫外線対策は老若男女問わず、重要な課題です。

日焼けのメカニズムについてちょっと触れておきます。


皮膚に紫外線が当たると、表皮の角化細胞が灼熱感(しゃくねつかん)を伴って肌が真っ赤になります(紅斑(こうはん))。
一般に夏の強い日差しでは20分以上日光に当たると4〜8時間後に皮膚が赤くなり、ひどいときには
水泡を起こすことがあります。
これが「サンパーン」という「日焼け」です。



このような日焼けによる炎症が起こるとアトピー症状のある皮膚ではさらに悪化することがあるので
注意が必要です。

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サンバーンによる赤い日焼けが消えてからしばらくして、肌が褐色になった状態が数週間から数ヶ月続くのを経験した方も多いと思います。
これを「サンタン」といいます。


このサンタンメラニン色素が増えたために起こる現象で、特に大量に増えた場所はシミになります。


また、真皮の膠原繊維(コラーゲン)や弾力繊維(エラスチン)が変性することによってシワにもなります。



女性にとってはどちらも避けたい減少ですが、アトピーの人は炎症が起きている場所に紫外線が当たると色素沈着を起こしてシミになりやすいのでとくに炎症部分には紫外線を浴びないようにしましょうね。


ところで、紫外線は人体にとってまったく必要はないのか、有害なだけなのか、
というとそうとも限らなくて、昔から日光浴は体を丈夫にするといわれてきましたね。



その理由のひとつは、UV-Bは人体に必要なビタミンDを作るのに一役かっているからです。

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ビタミンDは骨を作ったり丈夫にしたりするのに重要な栄養素です。
骨が柔らかくなったり変形したりする「くる病(骨軟化症)」もビタミンD不足が一因ともいわれます。


その他くる病の原因は、ビタミンDの合成障害、ビタミンD受容体の異常、リンの不足、
腎尿細管障害などさまざまです。


ちょっと余談になりますが、栄養状態の良くなった日本ではなくなったといわれる「くる病(骨軟化症)」ですが、

ここ最近、数件の症例が報告されているそうです。

アメリカやカナダでも同様の報告があり、
調査の結果、アトピーやアレルギーで過度の食事制限による
ビタミンDの欠乏が原因のひとつということです。



アトピーやアレルギーのための育児がかえってくる病を発症させているという見解がなんとも悲しいです。


ともあれ、過度の日光照射はアトピー肌には悪影響が多すぎますので、
やはり紫外線対策はしっかり行うべきだと考えます。

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アトピーと紫外線その1

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


アトピー
の人は、紫外線の影響を受けやすいです。
強い日差しを浴びると約3割の人がアトピーの症状が悪化するといわれています。



昔は日光浴は体に良い、と特に子どもには日に当たることをすすめられていましたが、
近年では紫外線のダメージのほうが問題であると、
子どもの頃からの紫外線対策に目が向けられています。


日光には「赤外線」「紫外線」「可視光線」の3種類があります。
アトピー悪化の要因として、紫外線をあげる方が多いと思いますが、
実は赤外線や可視光線もアトピー悪化の要因に考えられます。


赤外線の熱作用によって体が温まり、汗をかいて痒くなることもあれば、
可視光線の刺激によって痒みや炎症が起こることもあります。


ただ、今一番問題になっている紫外線は太陽光線の中でもっとも波長が短く、
エネルギーの強い光線です。


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紫外線は、波長の長い順に
UV-AUV-BUV-Cに分けられます。


通常UV-Cはオゾン層に吸収され、地表には届かないといわれてきましたが、
フロンガスによるオゾン層の破壊によってその影響も無視できないものとなっています。



さて、UV-AとUV-Bに関してですが、
特に人体に有害と言われているのがUV-Bです。
その影響は日焼けをした場合
UV-Bが7〜8割、UV-Aが2〜3割といわれています。


では、それぞれが人体に与える悪影響とはどんなものでしょう。


まずUV-Aですが、真皮まで届きコラーゲンやエラスチンを変性させます。
シワ・シミ・たるみのもとになったり、色素沈着を起こさせます。

アトピー
っ子というより、ママにとって恐ろしい話しですねぇ。


UV-Bは表皮に届き、皮膚や目に害を与えます。
怖いことに、UV-Bは皮膚のDNAを傷つけます

通常は人体には傷ついたDNAを修復する機能が備わっていますが、
強い日焼けを繰り返すと、傷ついたDNAが修復されなかったり修復されても不完全な形になったりします。
細胞の突然変異を起こしやすい状態になるわけです。


細胞の突然変異―そう、「ガン」(この場合皮膚がん)につながる可能性があるのです。



また、紫外線を浴びると皮膚にある免疫細胞(ランゲルハンス細胞)の働きが悪くなります。
免疫が抑えられると感染症にかかるリスクが高まります。
アトピーの人は特に注意が必要ですね。


※逆にこの免疫抑制作用を利用したアトピーの治療法もあります。
光線療法と呼ばれ、一定の波長の紫外線が出る蛍光灯を使い、日焼けをしない程度の紫外線を浴びることによって炎症反応だけを抑えるという治療法です。



このように、UV-A、UV-Bともに皮膚にとって悪影響を及ぼしますので、
日ごろからしっかり紫外線対策をとることが重要といえます。

 

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