アトピーっ子情報館のSaikoママです。


アトピー
性皮膚炎の治療で一般的なのが薬物治療です。
皮膚科でも小児科でも、特別な療法を謳っているお医者様以外は。


今回は薬物治療のうち、外用療法のステロイド外用薬についてです。


アトピー
治療に用いられるステロイドとは副腎皮質ホルモンのことです。


※単にステロイドホルモンと言った場合は
アンドロゲン・ホルモン、エストロゲン・ホルモン
プロゲステロン・ホルモンなどがあります。



ステロイドの作用】
1.血管収縮作用
この作用によって、ステロイドを塗った箇所が蒼白になります。


2.抗炎症作用
アトピーステロイドを使う最も重要な作用です。
ステロイド薬は白血球が血管に付くのに必要な接着分子や白血球を呼び寄せたり活性化する化学物質の産生を抑制します。
そのために炎症が治まります。 


3.免疫抑制作用
ステロイド薬が抗体をつくるリンパ球の働きを抑制して免疫作用を抑えます。


4.細胞増殖抑制作用
炎症反応を引き起こす細胞や線維芽細胞の増殖を止めてコラーゲンの産生を抑えます。


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副腎皮質ホルモンは、炎症を強力に抑える作用があることから、第2次大戦中に治療薬として応用研究が始まりました。
しかし、ステロイド薬の全身投与ではさまざまな副作用が発生しました。
その後局所投与用の外用薬の開発が進められ、1950年代に臨床応用されるようになりました。

その後もステロイドの効果と副作用に関しては研究が進められ、全身的副作用に関しては
アンテドラッグが登場しました。

しかし、局所的副作用についてはまだまだ問題はあると感じています。


アンテドラッグ
皮膚表面では効力をあらわし、体内に吸収されると分解して効力を失う