アトピーっ子情報館のSaikoママです。

アトピーなどのアレルギーを起こす素因は
遺伝によるものだということがわかっています。
ただ、アトピー素因は遺伝ですが
すべての人にアトピーなどの症状が出るわけではありません。

参照:日本アトピー協会〈遺伝的要素〉
http://www.nihonatopy.join-us.jp/frame/sabframe11/f11genin-1iden.html

アトピー素因の遺伝子は昔からあったわけですよね。
でも近年アトピー性皮膚炎や花粉症などの
症状が出てしまう人が急増しています。

アトピー発症の原因は遺伝的要素、環境的要素、心理的要素が
複雑に絡み合っています。

その中の環境的要素については
近年、私たちの体は車の排気ガスや水道水、食品添加物など
生活のあらゆる場面で人工化学物質にさらされています。

人間が体内に取り込む化学物質のうち80%は呼吸によって
血液中に吸収されるといいます。
その吸い込む空気が化学物質で汚染されているとしたら。
・・・恐ろしいですね。

シックハウス症候群という言葉は最近では珍しくないですね。
引っ越したら家族揃って体調が悪くなった
という話もよく聞きます。

化学物質はシックハウス症候群だけでなく、
アトピー悪化の原因と考えられています。

シックハウスの原因の代表的なのが
ホルムアルデヒドです。
2003年に改正建築基準法で使用が制限され、
新築物件による重篤な例は減少しましたが
シックハウス症候群は一向に減りません。
これは建材に使われるだけではなく、
リフォームや家具による化学物質汚染だと思われます。

家具の合板に使われる接着剤や塗料には
建材のような規制はありません。
新しい家具を購入したらアトピーが悪化したという例も少なくありません。

家具を購入するときは安全なものを選びたいですね。
JIS(日本工業規格)やJAS(日本農林規格)
で放散量によって等級区分されいるので
それを基準にすることもできます。
少ないほうから、F☆☆☆☆、F☆☆☆、F☆☆とつけています。
ただ、このマークは材料の段階に表示が義務付けられているので
加工された家具の場合は表示がないこともあります。
その場合は直接メーカーに問い合わせることが必要ですね。

理想は無垢材でできていて化学物質の放散の少ない
接着剤や塗料を使っている家具を選ぶことです。

家具から放散した化学物質は衣類に溶け込むといいます。
子供用の家具は特に注意したいです。

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