アトピー発症、悪化のメカニズム
アトピーっ子情報館のSaikoママです。
アトピー発症と悪化の要因である
皮膚の構造的原因を考えてみたいと思います。
アトピーの人の肌は、各層のバリア機能が低下しています。
水分や潤い成分が少ない状態にあるわけです。
肌がそのような状態になると、かゆみを感じる
神経線維が各層まで伸びてきます。
皮膚の構造を大雑把に説明すると、
表皮とその奥にある真皮からなっています。
表皮の表面は皮脂膜で覆われ、その下は
角質細胞がレンガのように積み重なり、
隙間をセラミド(角質細胞間脂質)が埋めていて、
天然保湿成分であるNMFが細胞に水を含ませ、
水分の蒸発を防いでいます。
神経線維は表皮と真皮の境目辺りまで伸びています。
ところがアトピー肌の場合は、皮脂や汗の分泌が少ないために
十分な皮脂膜が作られません。
セラミドも少ないので、角質細胞が剥がれやすく
水分が蒸発しやすい状態です。
神経線維は各層のすぐ下まで伸びているため
外部の刺激に非常に敏感になります。
神経線維は皮膚の水分量が少ないと伸びて
水分量が正常だと元に戻ることが分かっています。
このようにアトピー肌はバリア機能の低下と
かゆみの神経線維の過敏性が問題となります。
まず、汗をかくことが重要です。
汗の水分と皮脂が乳化して皮脂膜を作ります。
水分の蒸発を防ぐだけでなく、PH値を弱酸性に保ち、
感染症から皮膚を守る働きもあります。
また、冷え性であったり喫煙などで抹消血管が収縮すると
皮膚にうるおいがなくなります。
血流を良くすることもアトピー改善には大切です。
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