アトピーっ子情報館のSaikoママです。


アトピーの子供が増えている。


何年も前から言われています。
昔は成長するにしたがって軽減してくることが多かったのに、
大人になってもアトピーが治らなかったり、大人になってアトピーを発症する人も増えています。


アトピー
に限らず、アレルギーの人が増えた要因はいくつか考えられています。



まず、アレルゲンの増加です。

特に顕著なのが、「スギ花粉」と「ダニ」です。


ダニに関しては、アレルギー性鼻炎だけでなく、
アトピー性皮膚炎や気管支喘息のアレルゲンとなっていることが少なくありません。


家の中のダニについては、密閉型住宅の普及新建材の多用との関連が考えられます。
人間にとって住環境がよくなったことで、ダニも住みやすくなり、30年前の3倍にまで増えているといわれています。


アレルギーの原因となるダニはヒョウヒダニと言って、チリダニ科の一種です。
このヒョウヒダニが現在の日本の家屋において増加している要因は前述したように住環境の変化によります。

ヒョウヒダニが増殖する条件は以下のとおりです。

1.温度が20〜30度で、相対湿度が60%以上
2.フケなどのエサ(有機成分)がある
3.産卵する場所、隠れて繁殖できる場所がある


中でも湿度が重要で、ヒョウヒダニは乾燥に弱く、相対湿度50%では数日間でひからびて死ぬと言います。




そして、大人も含めた現代人が春先にもっとも悩まされている人が多いのが「スギ花粉」です。
かく言う私も花粉症です・・・。

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成長の早いスギやヒノキが戦後人工造林され、その樹木が着花年齢に達し、近年花粉の生産量が
急激に増加しています。

さらに、スギ花粉の量は2040年には現在よりも25%増加すると言われています。


花粉症のようにくしゃみ、鼻水といった症状ではなくても
花粉が原因でアトピー湿疹が悪化したという人は少なくありません。

帰宅したらシャワーを浴びて花粉を洗い流すことや
外出先でも顔などに付着した花粉を濡れたタオルで拭うなどの対策が必要です。




次にアトピーが増えた原因として環境汚染が考えられます。

ディーゼル車の排気ガスは、IgE抗体の産生を促します。
アレルゲンが体に入ってきたときに免疫反応を強くする触媒のような役目をしてしまうのです。

また、環境ホルモンの影響も深刻です。



そして、食生活の変化も見逃せません。

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現代の日本人の食事は、アレルゲンとなるたんぱく質の摂取量がとても多くなっています。
「食の欧米化」なんて言われていますね。


また、脂質や糖質の過剰摂取も見逃せません。
「身土不二」(しんどふじ)という言葉があります。
簡単にいうと、


その土地柄と季節に合った食べ物を食べよう


ということです。
昔は、住んでいる所の一里四方の物を食べて暮らせば健康でいられると言われていました。

ま、日本の場合は国内でとれる物であれば問題はないといいます。

食事に関しては別の機会にまたお話したいと思います。
アトピーと食事はとっても深い関係がありますから・・・。

 

その他、アトピーが増えた要因として

衛生仮説―清潔になりすぎた環境がアトピーを発症させたり悪化させているという説

腸内の細菌環境の変化

過度のストレス


などが言われています。

アトピーと腸内細菌環境についてはちょっと興味があるので、こちらもまた別の機会に詳しくお知らせしたいと思います。