アトピーっ子情報館のsaikoママです。

こちらのニュースから


記事によると
調査対象となった全国約33,000施設のうち、3月初めまでに回答した約14,000施設(4割強)の集計を終え、発表されました。

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その結果は4,138施設が「2015年度に誤配・誤食があった」ということです。
これは回答した施設の約3割に当たります。
そのうち、実際にアレルギー症状が起きていたのは1,589施設でした。


誤配・誤食の原因はこちらです↓

アレルギー対応ではない給食を間違えて配膳した―1890件
他の子どもに配膳した食べ物を食べた―727件
原材料の見落とし―586件
調理担当から保育士への伝達漏れ―447件
情報が職員間で共有されていなかった―347件
原因食材の混入―303件
保護者からの情報不足―225件
詳しい職員が休みだった―167件
行事のときに間違えて食べた―144件



乳幼児期にアトピーを発症した子のうち、かなりの子に食物アレルギーが見られるとも言います。
娘も乳製品や卵、大豆、などにアレルギー反応があります。

 

幼稚園は私立だったので、入園前に何箇所か食物アレルギー対応してくれるか、または弁当持参を許可してくれるか聞いてまわりました。

当時、あまり良いお返事はいただけなくて、結局給食なしの全弁当持参の幼稚園に通いました。

3年保育だったので入園時は3歳。(娘は12月生まれ)
お弁当持ちの園でしたが、お誕生会や季節ごとのイベントでは持参するお弁当以外を口にすることもありました。

食物アレルギーであることは入園時に伝えていましたので、その都度相談しながら対応してきました。
ただ、何度かまちがって隣の子の飲み物を飲んでしまった事はあります。
誤食です。

幸い、娘はアナフィラキシーショックを起こすほどの重度の食アレではなかったので、ほっぺを真っ赤にして帰ってくる程度で済みましたが、集団生活の難しさを痛感しました。

こうした保育施設でのことではありませんが、娘がまだ未就園で児童館で仲良くなった友達数人で遊んでいたときはヒヤッとさせられることが何度かありました。

ママ達には娘が食物アレルギーであることは伝えていましたので、お菓子などを分けてくれることは無かったのですが、子供はそうはいきません。

(他の家庭でも自分の分は自分で用意するようにしていました。交換する習慣をつけないように配慮してくれていてとても有り難かったです)


あまり交流のない男の子が、娘に好意で自分の飲んでいたミルクシェイクを一口飲ませてしまったのです。

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その直後、娘の下唇がぷくーっと腫れてきました。
10分後には唇がタラコ状態になってしまいました。
翌日にはすっかり元通りになったのですが、ひと晩ヒヤヒヤでした。

また、あるイベントでのことです。
小さいお子さんを持つママさんが参加対象だったので預かり保育の用意をしてありました。
私はスタッフだったので、娘も当日そこに預けました。

ジュースやお菓子も用意してあったのですが、事前にアレルギーのことと飲食関係は持参するので与えないようメモを渡してありました。
当日保育を担当してくれたのは保育士免許を持っている育休中の人でした。

イベントが終わり娘を迎えに行くと頬と唇を腫らした娘が…。
間違えてイチゴジュースを飲ませてしまったのです。
ほんの一口だったんですけど、と言ってましたが、重度の食アレの子だったらと思うとぞっとします。

実際に食物アレルギーの子供を育ててみて、世間一般のアレルギーに対する意識の低さに閉口します。

年代も関係しているのかもしれませんが、実の孫のことですら、「ママは神経質だね」で片付けられてしまうことも多々あります。

しかし、保育所や託児所等、保育を担っている施設では最新の注意を払って対応していただきたいと思うのです。

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