乳児・幼児アトピーっ子育児の情報館【衣食住と過ごし方】

乳児・幼児のアトピーっ子育児に関しての情報発信ブログ。アトピックスキンのスキンケアや生活習慣などの対策、アトピーっ子に優しい衣類・寝具・洗剤やシャンプーなどの生活用品の紹介などお役立ち情報やアトピー関連ニュースをお届けしています。

記事一覧

  • アトピーの痒みと保湿について
    2007年11月05日娘のアトピー

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 秋本番となり、娘のアトピーも一進一退を繰り返しています。娘の場合、乳児の頃は腕や脚、背中、お腹、胸と全身にアトピー湿疹が吹き出ていましたが、1歳半を超えてからは、アトピー湿疹としての症状は顔とたまに背中にポツンと湿

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  • 断乳後のアトピーの様子(1ヶ月)
    2007年10月26日娘のアトピー

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 断乳して1ヶ月が経過しました。今回3回目のおっぱいケアです。 断乳した直後はパンパンに張ってとにかくつらかったおっぱいですが、2回目に助産師さんに搾っていただいてからは特に張ることも無く普通の生活ができています。 た

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  • 断乳後のアトピーの様子
    2007年10月14日アトピーっ子の母乳育児

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 断乳後1ヶ月は、母子共に体調を崩しやすいので充分注意するようにと桶谷式母乳育児相談室の助産師さんにアドバイスされました。 特に、アトピーっ子の場合は湿疹の悪化などがプラスされるので慎重に経過を観察する必要があります

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  • アトピーっ子と断乳その3
    2007年10月07日アトピーっ子の母乳育児

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 桶谷式の断乳方法で断乳して10日が経ちました。まだまだ心身ともに落ち着いていませんが、アトピー娘はおっぱいが無くてもなんとか眠れるようになりました。 かなーり長い時間泣いていますけどね。特にお昼寝の時はひどいです。

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  • アトピーっ子と断乳その2
    2007年10月02日アトピーっ子の母乳育児

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 ついに断乳しました。予定では9月29日だったのですが、お世話になっている桶谷の母乳育児相談室の予約の関係で二日前倒しの9月27日に決行でした。 娘のアトピーの状態は、右のほっぺにポツンとできた湿疹が結局治らず、背中にもほ

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  • アトピーっ子に優しい環境を、がんばれ中小企業!
    2007年09月25日アトピー関連ニュース

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 夏はアトピーの状態もかなり良く、以前から娘を知る人はみな「きれいになったねー」と言ってくれます。 でも、秋の気配が近づいてきたこのごろやっぱりお肌が敏感になってきました。 アトピーの湿疹こそまだ出ていないけれど、皮膚

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  • アトピー娘にステロイド、アトピーパパの意見
    2007年09月15日アトピー娘にステロイドを使わなかった理由

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 娘のアトピーが夏になって少し軽減してきた頃、夫で自身もアトピーっ子だったパパに聞いてみました。 「アトピーがひどかった頃、私がステロイドを使って きれいにしてあげたい、って言ったらどうしてた?」「反対はしなかったと思

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  • アトピーにステロイドは絶対NG?
    2007年09月15日コラム

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 私たちはアトピー娘にステロイドを使っていませんが、子供のアトピーで悩んでいるママたちに対してやみくもに ステロイドは絶対使わないほうがいい、とは言い切れません。 まして現在ステロイドを悩みながらも使っている人に止めな

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  • アトピーにステロイドを使いたくない理由
    2007年09月14日アトピー娘にステロイドを使わなかった理由

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 ステロイドは良くない!ステロイドは悪魔の薬だ! ひと頃ステロイドバッシングが叫ばれステロイドを使ったら廃人になる、とまで言われていた薬ですが、ステロイドを全否定するつもりはまったくありません。 アトピーにステロイドに

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  • アトピー画像掲載の理由
    2007年09月13日娘のアトピー

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 前回娘のアトピーの経過画像をアップしました。画像はこちら ―こんなにキレイになりました。―というためにアトピーのひどいときの写真を公開したわけではありません。それに今年も冬になれば、またアトピーが悪化する可能性は高

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アトピーの痒みと保湿について

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


秋本番となり、娘のアトピーも一進一退を繰り返しています。
娘の場合、乳児の頃は腕や脚、背中、お腹、胸と全身にアトピー湿疹が吹き出ていましたが、
1歳半を超えてからは、アトピー湿疹としての症状は顔とたまに背中にポツンと湿疹が出る程度です。


でも顔はとにかく目立つところだし、
痒みがあれば自分で掻くことも容易にできます。

なので、一旦アトピーが出ると一気に悪化することも多いです。


アトピー
湿疹はその日の体調や食べたものによってぱっと出ます。
その湿疹はその後ずーっと同じ状態というわけではなく、
1日のうちですーっと薄くなったりもします。

でも、眠くなったり食事をしたりすると、ぱあっーと赤みが増していきます。

痒みに関しては、湿疹そのものの痒み皮膚のバリア機能が低下したことによっておこる痒みがあるようです。


アトピー
の人に限らず敏感肌や乾燥肌の人は
乾燥によって痒みが引き起こされます。
 

アトピー肌、皮膚の構造的原因


前述のように、アトピーの痒みは皮膚の炎症によって、
皮膚のマスト細胞が痒みを引き起こす物質を出すことが原因で起こる場合と、
皮膚が乾燥してバリア機能が破壊されることで引き起こされます。

後者の場合はアレルギーは関係ありません。

この皮膚の乾燥によって引き起こされる痒みに対しては
皮膚のバリア機能を修復することが必要となります。

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そのためには、セラミドでバリア機能を補うことや、アミノ酸などの天然保湿因子を肌に補うことが有効であるといいます。


ただ、過剰な保湿は自分自身で保湿する肌本来の機能を弱めてしまう可能性があるので、その加減が難しいところだと感じています。



娘を見ていて思うことは、アトピー湿疹ができていて掻いているときと
乾燥して痒みを感じて掻いているときでは明らかに様子が違います。


アトピー
湿疹が悪化しているときは、もうがむしゃらにガシガシ掻いていますが、
乾燥の時はポリポリ・・・という感じです。

冬を向かえ、ますます肌が乾燥する季節になってきたら
肌の様子を見ながら、過剰になり過ぎないように保湿していこうと思っています。

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断乳後のアトピーの様子(1ヶ月)

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


断乳して1ヶ月が経過しました。
今回3回目のおっぱいケアです。


断乳した直後はパンパンに張ってとにかくつらかったおっぱいですが、2回目に助産師さんに搾っていただいてからは特に張ることも無く普通の生活ができています。


ただ、胸がしゅ〜っ・・・としぼんでしまって、
覚悟していたとはいえ、かなりショックです(涙)。


あ、失礼!アトピーの話題ですね。


娘の顔のアトピー湿疹は、やはり断乳直後は悪化しました。
体調が不安定ということもあるけれど、
乳幼児といえども、アトピーとストレスは深い関係があるのだと感じました。

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ホッペのアトピー湿疹は、その後、良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
あごも赤く小さな湿疹のようなものが出ていますが、
これはやはりアトピーというより食べこぼしによるただれのような気がします。



再近気になるのは、季節柄どうしても乾燥しがちという点です。
ホッペのアトピー湿疹も、ジクジクしていると思うと次の日、というよりその日のうちにも乾燥して粉を吹いているときがあります。


今一番乾燥しているのはお腹です。
湿疹はできていないのですが、見るからに乾燥肌です。
痒みもあるようで、着替えのときなどはボリボリ自分で掻いています。

アトピー
=乾燥肌、というのも実感しています。

でも、今のところ保湿剤を塗らなくても済んでいるので
しばらく様子を見ようと思っています。

 

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断乳後のアトピーの様子

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


断乳後1ヶ月は、母子共に体調を崩しやすいので
充分注意するようにと桶谷式母乳育児相談室の助産師さんにアドバイスされました。


特に、アトピーっ子の場合は湿疹の悪化などがプラスされるので慎重に経過を観察する必要があります。

といっても、母親もホルモンバランスの急激な変化などで
自分自身正直しんどいです。

どうかアトピー娘が体調を崩しませんように・・・

と願うばかりです。

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きっぱり母乳を止めて20日が経とうとしています。
断乳後、すぐに左のホッペのアトピー湿疹がひどくなり、
次いで右のホッペにも湿疹が出てしまいました。


両のホッペに真っ赤な湿疹、またいつものアトピー娘の顔に戻ってしまうのか・・・とちょっと凹んでいましたが、ここ2、3日赤かった湿疹が乾燥してきて、
初夏の、アトピーが軽減していくときの状態に近くなっています。


断乳後は異常なまでの食欲を見せ、本当にお腹が破裂してしまうのじゃないかと心配になるくらい食べているアトピー娘。

それに加えてあまり水分を摂らないです。


お茶飲む?


と聞いても

ぶんぶんと首を振ります。

断乳後は十分に水分を摂るように言われているけれど
本人が頑として飲まないので打つ手がありません。

仕方がないので、なるべくおやつや食事に水分の含まれているものを食べさせています。

熱を出したり風邪を引いたりといったことは今のところありませんが、お腹の調子は良くなかったです。


断乳後すぐは便がかなり柔らかくなりました。
下痢というほどではなくても、固形物ではありません。

そして1週間ほどしてからは便秘気味になりました。

かなりの量の食事を摂っているはずなのに、
1〜2日便が出なかったり、そのあとの便はゆるゆるだったり。


体調が落ち着くまでひと月くらいは仕方がないのかもしれませんが、胃腸の不調はアトピー悪化の一因なので、心配です。


今はおっぱいがなくなった淋しさもあって
情緒的にも落ち着かないこともあるのだと思います。


もう少しして、心身ともに落ち着いてきたときにアトピーの状態がどうなっていくか、
慎重に観察していきたいと思います。

 

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アトピーっ子と断乳その3

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


桶谷式の断乳方法で断乳して10日が経ちました。
まだまだ心身ともに落ち着いていませんが、
アトピー娘はおっぱいが無くてもなんとか眠れるようになりました。


かなーり長い時間泣いていますけどね。
特にお昼寝の時はひどいです。
 


断乳して一番の変化は、ものすごくママっ子になったこと。
それまでは1日中
「パパー、パパー」
だったアトピー娘ですが、断乳をきっかけにママの姿が見えなくなるとぐずりだすようになりました。


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そしてもうひとつの変化。
「食」に対して貪欲になったこと。


もともとアトピー娘はよく食べる子です。離乳食も

ちょっと与えすぎじゃない!?

と言われるくらい食べていました。



でも、今はその倍は食べています。
それにごちそうさまをしなくなってしまいました。

もう、おしまいね。ポンポンいっぱいね・・・というと、大泣きします。


昨日は外出先だったせいかもしれませんが、おにぎり2個と(ふつうの大きさの)
お稲荷さん1個をペロッとたいらげました。
 


そのせいか、お肌の調子がイマイチです。
もともとポツンとアトピー湿疹が残っていた右の頬が
かなりの範囲で赤くなってきました。


それに左の頬にもアトピー湿疹がポツポツ。

食べすぎで胃腸に負担がかかっていると思います。


それと、やはり季節柄もありそうです。
気温の変化が激しく10月だというのにまだまだ暑い日もありますが、秋風のせいか肌はちょっと乾燥状態です。


比較的アトピーの状態が良いといわれている秋ですが、
これからの乾燥する冬を考えると今の時期に体調を整えていかなければ、と思っています。


今年の冬は去年よりはアトピーも沈静化してくれることを祈っています。
 

アトピーっ子と断乳その1

アトピーっ子と断乳その2

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アトピーっ子と断乳その2

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


ついに断乳しました。
予定では9月29日だったのですが、
お世話になっている桶谷の母乳育児相談室の予約の関係で
二日前倒しの9月27日に決行でした。


娘のアトピーの状態は、右のほっぺにポツンとできた湿疹が結局治らず、
背中にもほんの少し赤みが残っていますが、乳児期からのアトピーっ子としてはとても良好な肌状態です。


断乳の翌日は30度近い気温で暑さがぶり返し、母子共に少々ばて気味でしたが
この時期に断乳を決めて、良かったと思います。


というのも、10月に入って涼しくなってきたらやっぱりアトピー湿疹が復活しそうな気配です。

湿疹が残った右のほっぺの回りも赤みが出てきました。

それにきれいだった左のホッペにもたまにポツポツとアトピー湿疹が。


断乳すると、一番大変なのはです。
おっぱいを飲んで寝るのが通例になっていたのにそれが無くなるのですから子供にとっては一大事です。

それでも、おっぱいをせがむことなくただぐすんぐすんと泣きながら絶えている姿は本当にけなげで涙が出ました。


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卒乳・断乳といろいろな意見がありますが、私は断乳を選んで本当に良かったと思います。
子供は理解する力が十分あるのだということを心から実感しました。


桶谷式の断乳についてはこちらの本が参考になります。
 

桶谷式 母乳で育てる本アトピー 桶谷式



断乳後は母子共に体調を崩しがちのようです。
アトピー湿疹復活もそのせいかもしれませんが、乳幼児のアトピーは良くなったり、悪くなったりを繰り返していくものなので、あまり落ち込まないようにしようと思っています。


断乳後の体調の崩しやすい時期、
アトピーの様子もお伝えしたいと思います。
 

アトピーっ子と断乳その1

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アトピーっ子に優しい環境を、がんばれ中小企業!

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


夏はアトピーの状態もかなり良く、以前から娘を知る人はみな
「きれいになったねー」と言ってくれます。


でも、秋の気配が近づいてきたこのごろ
やっぱりお肌が敏感になってきました。



アトピー
の湿疹こそまだ出ていないけれど、皮膚の状態が
夏のぷるぷるツヤツヤとは明らかに違います。

そうなると、少しの刺激でも痒くなるのかしょっちゅう顔や背中、腕などを掻いています。


アトピー
っ子を持つママにとって気になることのひとつが
おもちゃや遊具の塗料ではないでしょうか。

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最近やけに口の周りが赤いな、と思っていたら積み木をかじってました。

乳幼児用のおもちゃに使われている塗料だから大丈夫かと思っていたのですが、
ちょっと気になります。



玩具や遊具に関連した記事をご紹介します。
ある企業さんの取り組みです。
記事から一部抜粋しますね。


●子供達を有害化学物質の汚染から守る

 子供の“遊び場”などで、遊具など公園施設の塗料が剥げ落ち、塗料に含まれる有害化学物質(重金属の鉛やクロム)で土壌が汚染されると、子供たちの口から入って蓄積される害(アトピーや喘息な)の要因になりかねない、と危惧されている。東京都環境局では「化学物質の子供ガイドライン(鉛ガイドライン)塗装編」で、有害化物質の暴露による子供への影響を低減、抑制するためのガイドラインを提示している。・・・中略・・・

 テック大洋工業は「エコストコート」を塗装したポール「タイヨウポール」の販売を06年に始めた。念願の自社ブランド製品の誕生である。「タイヨウポール」は、東京都中小企業振興公社の事業可能性評価事業推薦事業として認定され、さらに今年の大田区中小企業「新製品・新技術コンクール」で奨励賞を受賞している。同社は、道路標識、照明や風力発電のポールなどを対象に、5年後には売り上げ8億円を目指している。


記事はこちら↓
環境対応の技術で活路!モノづくり中小企業の現場から=テック大洋工業(下)
http://news.livedoor.com/article/detail/3308139/

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アトピー娘にステロイド、アトピーパパの意見

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


娘のアトピーが夏になって少し軽減してきた頃、
夫で自身もアトピーっ子だったパパに聞いてみました。


アトピーがひどかった頃、私がステロイドを使って
きれいにしてあげたい、って言ったらどうしてた?」

「反対はしなかったと思うよ」


という答えが返ってきました。


そこで、改めてアトピーパパのステロイドに対する意見を聞きました。

アトピーパパは幼児期と大人になってから
ステロイドを使用し、辛いリバウンドを経験して脱ステしました。


アトピー
の湿疹がかゆくて眠れないのは本当に可哀想だし、見ている親も辛い。
でも、ステロイドを使ってその場をやり過ごしたとしても、いずれステロイドをやめるときにやっぱり辛い思いをする。
その時期が早いか遅いかの違いだけだ。


と言いました。

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アトピーパパの場合は、ステロイドはアトピーを治す薬ではないからどこかで脱ステをしなければならないときがくる、
というのが前提にあるようです。


アトピーパパは小学校の低学年までステロイドを使っていました。
自分で塗っていました。
ある年齢になったら自分でもきちんと塗れるように指導するのは
一般的なことのようです。


その年齢ですから、当然アトピーでかゆい思いをしたことも記憶にあります。
ステロイドを使っていても、アトピーっ子は痒いんです。


皮膚科医の中にはアトピーは治らないから上手く付き合っていく、
ステロイドを含め、薬や保湿剤を使ってコントロールしていく
というお医者さんも多くいます。
でも、本当にそうでしょうか。


アトピー
っ子は、何も塗らなくてもプニプニした瑞々しい肌を手に入れられないのでしょうか。

実際にアトピー娘のお肌を観察していると、確かに冬の乾燥しがちなときは、ガサガサです。
でも、皮膚全部が、というわけではありません。


上腕部やおしりなど露出の少ない部分が潤っているということではなくて、湿疹のできている顔や背中でも湿疹のできていない肌は乾燥していないんです。


これは保湿剤を止めてから顕著に現れました。
 

アトピーっ子、2度目の冬を越えて


ステロイドを使用すると肌が乾燥しやすくなるようです。
ただこれはステロイドの副作用というより、基材に使われている成分によって起こる副作用だそうです。


ステロイドに限らず、軟膏や保湿剤を過剰に使うと肌本来の潤う力を奪ってしまうことは確かなようです。


アトピーパパも脱ステして1年程は保湿剤が無いとひどい乾燥肌でしたが
今はまったく使っていません。

ストレスがたまったり、体が疲れたりすると皮膚がかゆくなったり湿疹が出たりしますが、
以前のようなアトピー湿疹がパーッと出ることはありません。


今年の冬も今の状態をキープして欲しいと願っています。
パパもアトピー娘も。

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アトピーにステロイドは絶対NG?

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


私たちはアトピー娘にステロイドを使っていませんが、
子供のアトピーで悩んでいるママたちに対してやみくもに

ステロイドは絶対使わないほうがいい、とは言い切れません


まして現在ステロイドを悩みながらも使っている人に
止めなさい、とは言えません。
急にやめることは危険です


アトピー性皮膚炎
は乳幼児の場合顔に出ることが多いです。
当然人の目に触れます。

いろいろな人がいろいろなことを言ってきます。

そしてなぜかアトピー治療に対しては

ステロイドを使っているか、使っていないか


というどちらかに焦点が当てられます。

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ステロイドを使わずにひどい湿疹のままでいる子に対しては、
まるで親が育児放棄をしているかのようなことまで言われます。

ステロイドは怖い薬だというアトピービジネスの宣伝文句を鵜呑みにした無知な親、
というレッテルさえ貼られます。


そしてステロイドを使っているママは、多かれ少なかれ不安を抱いています。
知識のある方は特に、強い薬をこんな長期間使って大丈夫だろうか、薬が効かなくなってしまったらどうしよう。

ステロイドなんて使ってはダメ!

という意見を聞くこともあるでしょう。

また、実際に薬が効かなくなってどんどん強いステロイドを使っていくようになってしまったという経験をしたアトピー患者はたくさんいます。

そして、そういう人たちに対して、

医師の指導をきちんと守らなかったからだ

と言います。


ステロイドは強い薬です。
使用する際には十分な注意が必要です。

これは医師であればだれでも知っていることです。

※アメリカのFDA(食品と薬品に関する監督庁)では
ステロイドは2歳以下の乳幼児には使用しない、続けて2週間以上は使用しない
と定めています。

さらに、「2週間以内であっても1週間以上の連用については
再度医師の診療を受けない限りは、本剤を含めていかなる種類の
ステロイド剤も使用してはいけない」
と市販薬の添付所に記載されているそうです。


本当であれば、ステロイドの使用に関しては熟知した医師がきちんと患者に指導して処方するべきものです。
しかし実際はどうでしょうか。


アトピーっ子
は痒いのでぐずりがちな子が多いです。
眠れなくて夜泣きのひどいこともあります。

ただでさえ育児は大変なのに、その上信頼できるお医者様を探すのはものすごく労力が必要です。

そんなママたちに、アトピーが悪化したのはステロイドの使い方が悪かった
などという言葉を投げつけるのはあまりにも心無いことです。


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このようにアトピーっ子を持つママはどういう対処をしていようと、いつも不安や悩みを抱えています。

そして一番悲しいことは、自分と異なる対処をしているママを非難することです。

ステロイドを使わずに自然育児をしているママは
使っている人たちを「安易に」と中傷したりしてしまいますが
みんな不安なのだと思います。


どちらが正しいかなんてわかりません。
どちらが子供にとって良いのかなんてわかりません。


ただ、アトピー治療に対してどんな考えを持っていようと
わが子を心から愛しているということだけは確かです。


アトピーっ子
を持つママたち双方が、お互いの考え方を認め合って、その上で情報交換をしたり励ましあったりしていくことができれば良いと心から思います。
 

我が家のステロイドの関する考え方

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アトピーにステロイドを使いたくない理由

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


ステロイドは良くない!
ステロイドは悪魔の薬だ!


ひと頃ステロイドバッシングが叫ばれステロイドを使ったら廃人になる、
とまで言われていた薬ですが、
ステロイドを全否定するつもりはまったくありません。


アトピー
にステロイドについては以前記事にも書きました。
 

アトピーにステロイド、個人的に思うこと


私たちが重症アトピーだとお医者様に言われた娘に
ステロイドを使わなかった理由をもう少し詳しく説明します。

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娘は生後2ヶ月になったばかりの頃、それまでポツポツと乳児湿疹と言われていた顔の湿疹が
一気に顔全体に広がり、
数日後には背中も、お腹も、腕、足にも小判型のアトピー湿疹が出来てしまいました。


本当に一気に噴出した感じでした。

その状態でステロイドを塗るということはほとんど全身です。


このときすでにアトピーだ、と思っていました。
これはどういうことかというと
慢性的な湿疹が続く
ということを意味しています。


ここが重要です。


そしてポイントはもう一つ、
 

ステロイドはアトピーを治す薬ではなく
あくまで一時的に湿疹を抑える薬


だという点です。


「ステロイドを塗ったらすぐに改善されたのに、また酷くなった。」という話はよく聞きます。
でも、改善されたというのは誤りです。
改善されたように見えただけであって、症状を薬により抑えているだけです。


根本原因を除去していかなければアトピーは治らない。
でも、その根本原因がはっきりしていないのがアトピーです。
だからみんなどうして良いかわからない。


大人のアトピー場合、食事を含めた生活習慣を見直すことによってかなり改善されます。

でも、乳児の場合は本当に困ります。
アトピー娘の場合、とにかく丈夫に育って欲しい、
自然治癒力に頼るしかなかったわけです。

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話がそれてしまいましたが、
 

アトピー=慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す
ステロイド=アトピー(アトピー体質)を治す薬ではない


この2点を考えると、アトピー患者がステロイドを使うことが果たして賢明なのか、ちょっと見えてきませんか。


アトピー
湿疹にステロイドを塗る

ステロイドの抗炎症作用によって湿疹はひく

ステロイドの効果が切れたときに湿疹が出る

ステロイドの抗炎症作用によって湿疹はひく

この繰り返しです。


最初にアトピー娘を診た小児科のお医者さんは(娘の場合)強い薬を使って徹底的に叩いて

徐々に弱い薬に変えていく、と言いました。


でも、ステロイドを塗ってもアトピーが治るわけではないのに
「徹底的に叩く」という言葉が引っかかりました。


他のお医者様もステロイドを処方するときに
「徹底的にアトピーの火を消す」
という表現をされることが多いです。


でも、火なんか消えません。
ましてステロイドでは。


アトピー
による湿疹は体の中からのものであって
虫刺されや接触性皮膚炎のような一過性のものではないのですから。


そう考えると、生後4ヶ月からアトピー娘にステロイドを使うとすれば、
ずい分長い期間使用しなければならなくなる、
もしくは途中で脱ステを経験させなければならなくなる、
という結論に至りました。
実際それらはアトピーパパが経験してきたことです。 


その予感は当たっていたと思っています。
それは以前公開した画像を見ていただければわかるように、
1歳を過ぎても娘はアトピー湿疹がたくさん出ていました。
 

娘のアトピーの経過画像

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アトピー画像掲載の理由

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


前回娘のアトピーの経過画像をアップしました。
画像はこちら


―こんなにキレイになりました。―
というためにアトピーのひどいときの写真を公開したわけではありません。

それに今年も冬になれば、またアトピーが悪化する可能性は高いと思っています。

画像を見ていただく決断をしたのにはいくつか理由があります。


画像を見た方は、それぞれ色々な感想をお持ちだと思います。


・うちの子よりひどい
・うちの子よりマシだわ
・どうして薬(ステロイド)を使ってあげないの
・薬を使わないとアトピーってこんなお肌になっちゃうんだ


私がアトピーっ子を持つママやパパたちに伝えたいことは、
アトピーは1年中同じ状態ではないということがひとつ。


娘のように、夏に改善する子もいれば冬のほうが調子がいい子もいます。

そして、それを繰り返しながらそれでも徐々に改善されていくということ。


でも、そのためには丈夫な体を作ってあげることが重要だと考えています。
食事、です。

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何もアトピーにはこの栄養素がいい、
この食品が効く、と研究する必要はありません。
(研究するに越したことはありませんけど)
 

穀物と野菜を中心とした食事
添加物は避ける、など基本的なことです。

果物などの糖分も乳幼児には必要ありません。

赤ちゃんから幼児へ、内臓も肌もどんどん強くなっていきます。

アトピーもそれに伴って改善されていき、アトピー体質であっても体に少々の負荷がかかったくらいでは湿疹がひどくなることは少なくなっていきます。


今現在アトピーがひどくて大変な思いをしている乳児をお持ちのママたちの励みになって欲しいと思います。

これが画像をお見せする理由のひとつです。

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