乳児・幼児アトピーっ子育児の情報館【衣食住と過ごし方】

乳児・幼児のアトピーっ子育児に関しての情報発信ブログ。アトピックスキンのスキンケアや生活習慣などの対策、アトピーっ子に優しい衣類・寝具・洗剤やシャンプーなどの生活用品の紹介などお役立ち情報やアトピー関連ニュースをお届けしています。

記事一覧

  • ステロイド成分を含む市販薬について
    2007年04月27日ステロイド外用薬

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 アトピー性皮膚炎にはステロイド外用薬、というのがわが国の対症療法としては一般的ですね。 アトピーにステロイドを使用することについて(特に乳児アトピーの場合)は個人的な意見はあります。それはまた別の機会に。。。 今回は

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  • アトピーとシックハウス対策
    2007年04月25日アトピーっ子の生活環境

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 家の中の空気に含まれる化学物質はアトピー性皮膚炎の悪化の大きな要因となっているようです。排気ガスや大気汚染などは個人ではどうしようもないですけど住んでいる家の中の対策はできる限りしたいものです。 シックハウスで一番

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  • 2007年04月25日アトピーっ子の生活環境

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 アトピーなどのアレルギーを起こす素因は遺伝によるものだということがわかっています。ただ、アトピー素因は遺伝ですがすべての人にアトピーなどの症状が出るわけではありません。 参照:日本アトピー協会〈遺伝的要素〉http://

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  • 低気圧はアトピーを悪化させる一因
    2007年04月24日コラム

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 まだアトピー娘が誕生する前、パパがアトピーを再発症したときにこんなことをよく言っていました。 低気圧が近づくとアトピーが悪化する 確かに雨が降ると「神経痛がつらくて」、とか「古傷が痛んで」、などと聞きます。 私自身、

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  • アトピーっ子のヘアスタイル
    2007年04月22日アトピーっ子の生活環境

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 昨日もアトピーの娘の頭髪を切りました。「も」というのは、1歳4ヶ月にしてすでに何度も何度もカットしています。 生まれたとき、「立派な髪ねー」という助産師さんの言葉通り、初めて見た娘は黒々とした髪の毛が目立っていまし

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  • ステロイドの副作用
    2007年04月17日ステロイド外用薬

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 ステロイドの副作用について。 ●全身的副作用ステロイド薬が血液中に入り、全身に回るために起こる副作用 ・血圧の上昇・糖尿病の誘発・骨粗鬆症・高脂血症・浮腫(むくみ)・満月様顔貌(ムーンフェイス)・大腿骨頭壊死・緑内障

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  • ステロイド薬の作用
    2007年04月17日ステロイド外用薬

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 アトピー性皮膚炎の治療で一般的なのが薬物治療です。皮膚科でも小児科でも、特別な療法を謳っているお医者様以外は。 今回は薬物治療のうち、外用療法のステロイド外用薬についてです。 アトピー治療に用いられるステロイドとは副

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  • アトピーと黄砂
    2007年04月16日コラム

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 近年黄砂が問題になっていますね。黄砂とは中国の乾燥地帯や黄土地帯で偏西風によって吹き上げられた多量の砂塵が上空の風に運ばれて、日本で降下する現象をいいます。一般的には、春季(3月〜5月)に多く見られ、濃度が濃い場合は

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  • アトピー性皮膚炎と合併症(アトピー性白内障)
    2007年04月15日アトピー性皮膚炎と合併症

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 アトピー性皮膚炎で顔面、特に目の周りに強い症状が出ている場合、白内障を起こすことがあります。これをアトピー性白内障と呼びます。 白内障とは目の中の水晶体が濁って見えにくくなる病気です。 以前はアトピー性白内障はステロ

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  • アトピーっ子、取り分けレシピ
    2007年04月10日アトピーっ子の離乳食

    アトピーっ子情報館のSaikoママです。 アトピー娘は今月中旬で1歳4ヶ月です。離乳食も順調に進んでいます。(2007年4月記)ま、順調といってもごはんが大人と同じものになったのと野菜の種類が増えただけですけど。 でも、お粥を作らなくてよくなったのはだいぶ楽です

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ステロイド成分を含む市販薬について

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


アトピー
性皮膚炎にはステロイド外用薬、
というのがわが国の対症療法としては一般的ですね。


アトピー
ステロイドを使用することについて
(特に乳児アトピーの場合)は個人的な意見はあります。
それはまた別の機会に。。。



今回は市販薬に含まれるステロイド成分について。


現在薬局で購入できる市販薬の中にはステロイド成分が含まれている薬がたくさんあります。

ステロイド成分としての酢酸デキサメタゾン、デキサメタゾン
比較的弱いので短期間使うぶんには副作用の心配ないといいます。

また、吉草酸酢酸プレドニゾロンは比較的作用が強いけれど、
体内に吸収されると活性が低下して副作用を防ぐタイプのステロイド剤です(アンテドラッグ)。


ただ、市販のお薬はどうしても安易に、漫然と使用を続けてはいませんか?


友人の話です。
彼女は特に子供の頃アトピーだったわけではありません。
大人になって上京し、そのストレスからか体や顔に湿疹ができるようになりました。
当時、とてもよく効く湿疹の市販薬というのでフルコートを使い始めました。

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化粧もしたい、おしゃれもしたい20代。
結局数年フルコートを使い続け、お肌はカサカサ、ゴワゴワになってしまいました。
そしてそのうちフルコートは効かなくなり、すっかりアトピー肌になってしまったといいます。

その後、必死の努力で脱ステして、今は自然化粧品の販売を職業としています。

当時、ステロイドを長く使うことで皮膚に副作用が出るなんて考えてもみなかったと彼女は言います。
というより、フルコートステロイドだという認識さえなかったと。


アトピー
の人でも、通院する時間がなかったりして薬局で購入したステロイド成分の入った市販薬を
常用しているのは危険だと思います。

日本では曖昧にされていますが、アメリカのFDA(食品と薬品に関する監督庁)では

ステロイド
は2歳以下の乳幼児には使用しない、
続けて2週間以上は使用しない


と定めています。
さらに、「2週間以内であっても1週間以上の連用については
再度医師の診療を受けない限りは、本剤を含めていかなる種類の
ステロイド剤も使用してはいけない」

と市販薬の添付所に記載されているそうです。


ステロイド
外用薬はあくまでアトピー湿疹の対症療法であって
根治療法ではないことを改めて考えたいと思います。
 

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ステロイド外用薬

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アトピーとシックハウス対策

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


家の中の空気に含まれる化学物質はアトピー性皮膚炎の悪化の大きな要因となっているようです。
排気ガスや大気汚染などは個人ではどうしようもないですけど
住んでいる家の中の対策はできる限りしたいものです。


シックハウスで一番問題になっているのがホルムアルデヒドですが、
家の中の化学物質はそれだけではありません。


接着剤や塗料、たばこの副流煙に含まれるトルエン、キシレン、エチルベンゼン、
室内排気型の暖房機による排ガス、パソコンやプリンターの稼働中には
大量の揮発性有機化合物(VOC)が拡散されます。


それらの対策には置かない、使わないが一番ですが、そうはいきませんよね。


対策としては「換気」です。
2時間に5分は換気をしましょう。

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換気をするときは空気の入り口と出口を作るのがポイントです。
空気の通り道を作るわけです。

空気の通らない部屋の隅などは扇風機を使って空気を流します。

押入れや下駄箱などもこの方法で換気をします。
窓のないトイレや浴室は換気扇をこまめに回すなど日ごろから換気を心がけましょう。
 

アトピーと化学物質

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アトピーと化学物質(シックハウス)

アトピーっ子情報館のSaikoママです。

アトピーなどのアレルギーを起こす素因は
遺伝によるものだということがわかっています。
ただ、アトピー素因は遺伝ですが
すべての人にアトピーなどの症状が出るわけではありません。

参照:日本アトピー協会〈遺伝的要素〉
http://www.nihonatopy.join-us.jp/frame/sabframe11/f11genin-1iden.html

アトピー素因の遺伝子は昔からあったわけですよね。
でも近年アトピー性皮膚炎や花粉症などの
症状が出てしまう人が急増しています。

アトピー発症の原因は遺伝的要素、環境的要素、心理的要素が
複雑に絡み合っています。

その中の環境的要素については
近年、私たちの体は車の排気ガスや水道水、食品添加物など
生活のあらゆる場面で人工化学物質にさらされています。

人間が体内に取り込む化学物質のうち80%は呼吸によって
血液中に吸収されるといいます。
その吸い込む空気が化学物質で汚染されているとしたら。
・・・恐ろしいですね。

シックハウス症候群という言葉は最近では珍しくないですね。
引っ越したら家族揃って体調が悪くなった
という話もよく聞きます。

化学物質はシックハウス症候群だけでなく、
アトピー悪化の原因と考えられています。

シックハウスの原因の代表的なのが
ホルムアルデヒドです。
2003年に改正建築基準法で使用が制限され、
新築物件による重篤な例は減少しましたが
シックハウス症候群は一向に減りません。
これは建材に使われるだけではなく、
リフォームや家具による化学物質汚染だと思われます。

家具の合板に使われる接着剤や塗料には
建材のような規制はありません。
新しい家具を購入したらアトピーが悪化したという例も少なくありません。

家具を購入するときは安全なものを選びたいですね。
JIS(日本工業規格)やJAS(日本農林規格)
で放散量によって等級区分されいるので
それを基準にすることもできます。
少ないほうから、F☆☆☆☆、F☆☆☆、F☆☆とつけています。
ただ、このマークは材料の段階に表示が義務付けられているので
加工された家具の場合は表示がないこともあります。
その場合は直接メーカーに問い合わせることが必要ですね。

理想は無垢材でできていて化学物質の放散の少ない
接着剤や塗料を使っている家具を選ぶことです。

家具から放散した化学物質は衣類に溶け込むといいます。
子供用の家具は特に注意したいです。

健康家具仕様 33 90キッズ洋服タンス アップルキッズ(23310)
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低気圧はアトピーを悪化させる一因

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


まだアトピー娘が誕生する前、パパがアトピーを再発症したときにこんなことをよく言っていました。


低気圧が近づくとアトピーが悪化する


確かに雨が降ると「神経痛がつらくて」、とか「古傷が痛んで」、などと聞きます。

私自身、3回もムチウチをやっていますのでなんとなーく頭が重いなー、
と感じるのは大抵お天気がぐずついている時のような。。。


最近「気象病」って話題にのぼりますね。

気象病とは気温や気圧などの気象によって体調不良を起こすことをいいます。
代表的な症例は低気庄の接近で痛みの出て来るリュウマチ・神経痛、お天気の崩れの前に発作が出やすい気管支ぜんそくなどです。


気圧の低下は、自律神経である交感神経に働きかける作用があり、
身体や心が緊張しやすい状態になります。
いつもよりストレスを感じやすい状態になるわけです。

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ストレスもアトピーには良くないです!


自律神経には免疫系をコントロールする働きがあります。
アトピーは自律神経の乱れが原因とも言われますね。
実際、ある調査によるとアトピーの人の8割は自律神経の乱れが原因とみられる
何らかの体調不良を訴えているそうです。
手足の冷えや便秘・下痢などの胃腸の不調など。


また、自律神経の乱れは内分泌系にも大きな影響を与えます。
内分泌系の乱れは体内でつくられる副腎皮質ホルモンの分泌に影響します。

以前アトピー娘を診たお医者様は、アトピーの子は自分で副腎皮質ホルモンを出せなくなっているから
アトピー湿疹のジュクジュク治らない、と言っていました。


これは以前通っていた整体師の先生に聞いたのですが、低気圧が近づくと全身に酸素がまわりにくくなって、体がかたくなります。
体が緊張状態になるので、やはり体調不良の原因になります。

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アトピーっ子のヘアスタイル

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


昨日もアトピーの娘の頭髪を切りました。
「も」というのは、1歳4ヶ月にしてすでに何度も何度もカットしています。


生まれたとき、
「立派な髪ねー」
という助産師さんの言葉通り、初めて見た娘は黒々とした髪の毛が目立っていました。

多いだけでなく、長い!
すでにサイドの髪の毛は耳にかかっていました。


その後髪の毛はなぜか細くなって今ではふわふわの猫っ毛になりましたが
それでも毛先が耳にかかってくるとものすごく気にして、
しょっちゅうガシガシ掻いています。

アトピー
っ子はほんとうにこんな刺激で!?というほどの些細なものでも注意が必要です。


アトピー
っ子の顔や耳、首の湿疹の悪化は髪の毛によることが多いです。
ただでさえ乳幼児のお肌は敏感です。
ウール製品などが直接肌に当たると赤くなったりします。

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人毛もアトピー悪化の要因なのです。

男の子は坊主頭がおすすめです。
女の子は長く伸ばしたい場合はアップにして小さめのバンダナでくるむなど
毛先が直接当たらないように注意しましょう。


ちなみにアトピー娘の髪を初めて切ったとき、
サイドの毛が耳に当たらないように念入りにカットしたら、
・・・テクノカットになってしまいました。


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ステロイドの副作用

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


ステロイド
の副作用について。



●全身的副作用


ステロイド
薬が血液中に入り、全身に回るために起こる副作用

・血圧の上昇
・糖尿病の誘発
・骨粗鬆症
・高脂血症
・浮腫(むくみ)
・満月様顔貌(ムーンフェイス)
・大腿骨頭壊死
・緑内障
・感染症の誘発
など。。。


これらの全身的副作用はステロイドの内服や点滴によるものがほとんどで、
外用剤の使用では起こらないといわれています。



●局所的な副作用

塗った部位に生じる副作用です。

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皮膚の萎縮
ステロイドを塗り続けていると皮膚が薄くなって
静脈が透き通って見えるようになります。
皮膚のもともと薄いひじのくぼみなどによく見られます。


毛細血管が拡張する
毛細血管が赤く浮き出てくる様で、頬や頚部、
ひじのくぼみによく出ます。


皮膚線条
皮膚に線条のしわができます。
皮膚が成長や太ったりしたときに引っ張られ、
真皮が断絶するためにおこります。
これは妊娠線ができる仕組みと同じで
一度できると消えません。


多毛
ステロイドを塗った箇所の毛が太く伸びてきます。
ステロイドを中止すれば元に戻ります。


紫斑
真皮の浅いところの血管がもろくなり、
少しの刺激で皮下出血を起こすためにおこります。
皮が剥けてびらんになることもあります。


酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎


ステロイド
を顔に使用していると、だんだん顔が赤く腫れてきて小さな膿疱があらわれます。
ステロイドを止めると急に悪化します。


・ステロイドざ瘡
にきびの様な発疹が顔や前胸部、上背部にできます。
ステロイドの内服、外用でもおこります。


・ニキビダニ性ざ瘡

ニキビダニとは人の顔の皮膚に寄生しています。
このニキビダニが増殖して、特に頬に膿疱を伴うにきびの様な小丘疹ポツポツとでき、患部が赤くなります。
注意する点は、酒さ様皮膚炎と異なり、タクロリムス軟膏で悪化します。

アトピーで処方されるプロトピック軟膏(タクロリムス軟膏)


感染症の誘発
ステロイドはリンパ球の数を減少させる作用があるので
細菌感染症、真菌感染症にかかりやすくなります。

細菌感染症、真菌感染症についてはこちらを見てね↓

アトピー性皮膚炎と合併症


乾皮症
これはステロイド外用剤の基材に使われている成分によって
皮膚がカサカサしてきます。


色素沈着
これはステロイドの副作用ではないといわれます。
湿疹ができている部位は炎症が起きているので炎症が治まると多かれ少なかれ色素沈着を起こします。
 

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ステロイド薬の作用

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


アトピー
性皮膚炎の治療で一般的なのが薬物治療です。
皮膚科でも小児科でも、特別な療法を謳っているお医者様以外は。


今回は薬物治療のうち、外用療法のステロイド外用薬についてです。


アトピー
治療に用いられるステロイドとは副腎皮質ホルモンのことです。


※単にステロイドホルモンと言った場合は
アンドロゲン・ホルモン、エストロゲン・ホルモン
プロゲステロン・ホルモンなどがあります。



ステロイドの作用】
1.血管収縮作用
この作用によって、ステロイドを塗った箇所が蒼白になります。


2.抗炎症作用
アトピーステロイドを使う最も重要な作用です。
ステロイド薬は白血球が血管に付くのに必要な接着分子や白血球を呼び寄せたり活性化する化学物質の産生を抑制します。
そのために炎症が治まります。 


3.免疫抑制作用
ステロイド薬が抗体をつくるリンパ球の働きを抑制して免疫作用を抑えます。


4.細胞増殖抑制作用
炎症反応を引き起こす細胞や線維芽細胞の増殖を止めてコラーゲンの産生を抑えます。


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副腎皮質ホルモンは、炎症を強力に抑える作用があることから、第2次大戦中に治療薬として応用研究が始まりました。
しかし、ステロイド薬の全身投与ではさまざまな副作用が発生しました。
その後局所投与用の外用薬の開発が進められ、1950年代に臨床応用されるようになりました。

その後もステロイドの効果と副作用に関しては研究が進められ、全身的副作用に関しては
アンテドラッグが登場しました。

しかし、局所的副作用についてはまだまだ問題はあると感じています。


アンテドラッグ
皮膚表面では効力をあらわし、体内に吸収されると分解して効力を失う

 

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アトピーと黄砂

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


近年黄砂が問題になっていますね。
黄砂とは中国の乾燥地帯や黄土地帯で偏西風によって
吹き上げられた多量の砂塵が上空の風に運ばれて、日本で降下する現象をいいます。

一般的には、春季(3月〜5月)に多く見られ、
濃度が濃い場合は、空が黄褐色となることがあります。
(All Aboutより)


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黄砂
はアレルギーやぜんそくの人にとって悪化因子になりますので、
黄砂の多い日には注意が必要です。


では、アトピーの人はどうか。
砂の粒子自体がアレルギーを悪化させます。
また、黄砂が皮膚につくと肌を刺激し、アトピーの症状を悪化させることがあります。


飛んでくる砂塵はどうしようもありませんが、予防することは重要です。
黄砂対策としては、花粉症対策と同じように


黄砂の多い日には外出はなるべく控える
外出時には眼鏡やマスクを使用する
洗濯物は外に干さない


などがあげられます。


黄砂
の飛ぶ時期は日本では3月から5月まで、
特に4月に多いので、その時期には天気予報に注意を払いましょう。


春は花粉や生活環境の変化によるのストレスなど
アトピーの人にとっては大変な時期です。
それに近年では黄砂まで・・・。
 

気象庁 黄砂情報

アトピーっ子、花粉対策

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アトピー性皮膚炎と合併症(アトピー性白内障)

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


アトピー性皮膚炎
で顔面、特に目の周りに強い症状が出ている場合、
白内障を起こすことがあります。

これをアトピー性白内障と呼びます。


白内障とは目の中の水晶体が濁って見えにくくなる病気です。

以前はアトピー性白内障はステロイドの副作用だとも
いわれていましたが、現在では

強いかゆみのために目の周りをこすったり叩いたりして
眼球をゆがめることによって白内障を発症すると考えられています。


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同じような理由から、網膜はく離を起こすこともあります。

白内障はいったん発症すると回復は難しいので、
アトピーで目の周りに炎症がきつい場合は
定期的に眼科を受診したほうがよいかもしれません。
 

アトピー性皮膚炎と合併症

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アトピーっ子、取り分けレシピ

アトピーっ子情報館のSaikoママです。


アトピー
娘は今月中旬で1歳4ヶ月です。
離乳食も順調に進んでいます。
(2007年4月記)

ま、順調といってもごはんが大人と同じものになったのと
野菜の種類が増えただけですけど。


でも、お粥を作らなくてよくなったのはだいぶ楽です。

それに最近はお昼ごはんはおにぎりを作って自分で食べさせるようにしています。
食後は辺り一面、顔もすごいことになっていますが
食べている最中は放っておけますから。


もともと離乳食用に何かを作っていたわけではありません。
朝、大人の味噌汁用に野菜をたっぷり入れてそれを3回に分けて与えていただけです。
(具が少ないときは3回とも同じ、ということも多々ありました)


それでも冬は煮物や鍋をする機会が多かったので
いわゆる取り分け料理もずいぶん活用しました。

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なかでもパパにも好評だったのが

「重ね煮みそ風味」
これはアトピーっ子も安心の離乳食 の中のメニューです。

鍋に野菜を重ねて、少しの水分で煮るというとっても簡単でおいしい煮物です。

レシピを簡単にご紹介します。


〔お鍋の中はこんな感じ〕
みそ―大さじ2
れんこん―80グラム:いちょう切り
ごぼう―50グラム:斜め切り
にんじん―50グラム:乱切り
さといも―2個:輪切り
大根―100グラム:厚めのいちょう切り
白菜―50グラム:大きくざく切り
こんにゃく―50グラム:短冊切り
〔お鍋の底〕

(その他 水:1〜2カップ、
しょうゆ:大さじ1〜2、ブロッコリー:適量)


1.上記の材料を順番どおりに鍋に入れ
※見たままの順番です。こんにゃくが一番下!
   6分目の水を加えてふたをし、中火にかける。


2.煮たって香りがしてきたら弱火にして野菜が柔らかくなるまで煮る。


3.8分どおり煮えたらかき混ぜて、残りの水を加えてさらに含め煮する。


4.しょうゆで味を調えて火からおろす直前にブロッコリーを加えてひと煮立ちさせる。


ポイントは材料はなるべく同じ大きさに切ること。
途中水分がなくなったらお湯を加えます。


今回は冬バージョンですが、その季節の旬の野菜を重ね煮できます。

重ね煮する順番は、「陰陽調和」が大切だそうです。

ちょっと難しいですが、簡単にいうと
野菜でいえば土の上にできるのが「陰」の野菜、
土の中にできる根菜が「陽」の野菜。

また、陰は体を冷やし、陽は温めます。
水っぽくて体を冷やす陰の野菜を下に、
水分が少なく体を温める陽の野菜を上に重ねます。


味付けは塩やしょうゆ、味噌などでシンプルに、
コトコト煮汁がなくなるまでじっくり煮ましょう。


アトピーっ子の離乳食 参考にしている本です
アトピーっ子も安心の離乳食


幼児食はこちら
ウサギ肉や白身魚を使ったロールキャベツなど代替食材で子供の好きなメニューが食卓に!
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