アトピーっ子情報館のSaikoママです。
ラテックスフルーツ症候群って最近耳にしますね。
まず、ラテックスとは。
ラテックス (latex) は様々な植物から得られる乳状の樹液として自然界に見られる物質であり、
空気に触れると凝固する。
タンパク質、アルカロイド、糖、油、タンニン、樹脂、天然ゴムを含む複雑なエマルジョンである。
植物から分泌されるラテックスはほとんどの場合白いが、黄、オレンジ、緋色の場合もある。
(Wikipediaより)
台所用手袋で手が荒れる、主婦湿疹がひどくなる
と訴える主婦の方も少なくありませんね。
1980年代後半から天然ゴム製品に対する即時型アレルギー反応が
各国で報告され始め、ラテックスアレルギーと呼ばれるようになりました。
この天然ゴム製品は手術用の手袋をはじめとする様々な医療器具、
歯科材料・日用品にまで多岐にわたります。
ゴム手袋に塗布されているパウダー、これ要注意です。
このアレルギー反応のハイリスクグループは天然ゴム製品に接触する機会が多い人といわれます。
赤ちゃんのときのおしゃぶりによってハイリスクになってしまうことも無きにしも非ず・・・?
素材を確認しましょうねぇ。
症状としては、ラテックスに触れると発赤、痒み、
腫脹等の軽度な症状からショック症状を起こす重篤なこともあります。
ちなみに天然ゴム製品に接触するとアレルギーを起こす接触性皮膚炎とは別のものです。
回避方法はとにかくアレルゲンとなるラテックスとの
接触を避けることです。
そしてこのラテックスアレルギーの人は
バナナ、栗、アボガド、メロン、キウイ、トマト、パイナップル、
ソバ、モモ、グレープフルーツにもアレルギーであることが多いそうです。
これをラテックスフルーツ症候群といいます。
また、シラカバの花粉症の人がフルーツを食べると
くちびるや口の中、のどが痒くなったり腫れたりすることがあります。
これを口腔アレルギー症候群(OAS)といいます。
スギ花粉症の人がトマトを食べると同じような反応を起こすことも。
まさにアレルギー連鎖です。
これについては、また追ってブログにアップしていきます。
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