アトピーっ子情報館のSaikoママです。
最高気温が35度を超えた日を猛暑日と呼びますが、これは数年前に予報用語の改定で新たに使われるようになった言葉です。
私が子供の頃は聞いたことがない・・・と思います。
地球温暖化の影響でしょうか。
紫外線の害についても見直されてきています。
日本人は紫外線の害について意外と無頓着だったようです。
黄色人種は紫外線に強いといわれていたことから、
日本では欧米諸国よりも紫外線から体を守る意識や対策が遅れていました。
真っ黒に日焼けした子供は健康的だといわれていましたよね。
でも最近では皮膚がん発症の危険性など指摘されるようになりました。
日本では紫外線は一日のうちでは正午ごろ、
季節では6月から8月が最も強くなります。
といっても4月になると冬の4倍にもなりますので
今からしっかり紫外線対策をしたいです。
紫外線がアトピー肌に与える影響を考えてみましょう。
まず、紫外線に当たると、表皮細胞のターンオーバーが早まります。
肌の水分が失われて乾燥状態になります。
紫外線は免疫抑制作用があるので、日焼けをすると一時的にアトピー湿疹が改善されます。
でも赤くなってヒリヒリするようであれば炎症を起こしているので炎症物質の刺激で
アトピーが悪化することがあります。
アトピー肌は、角層のバリア機能が弱くなっていますので
掻き壊しがあると表皮の奥の真皮にも紫外線が届きやすくなります。
真皮にあるコラーゲンやエラスチンといった弾力線維に傷がつくと
しわの原因になってしまいます。
何れにしてもアトピーの人は肌が傷つきやすくなっています。
それが赤ちゃんや幼児であれば尚更です。
紫外線対策、しっかりしましょうねー。
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