アトピーっ子情報館のSaikoママです。
アトピー性皮膚炎と食物アレルギーは直接には関係はありません。
子供がアトピー湿疹ができているからといって、すぐに食物アレルギーを疑って自己流の除去食をしたり、慌てて検査をしたりする必要はないと多くのお医者様も言っています。
乳幼児の場合、診察台に無理やり押さえつけられる血液検査はたいへんなストレスです。
でも、食物アレルギーであるにしろないにしろ、アトピーを悪化させる食品は
やっぱり避けたほうがいいです。
まず仮性アレルゲン。
※その食品自体は食物アレルギーのアレルゲンではないのに
湿疹が出たり、アレルギー症状と同じような症状を起こす食べ物
ヒスタミンを含む食べ物
鶏肉、牛肉・豚肉(特に脂身)、えのきだけ、ナス、
トマト、ほうれんそう、とうもろこしなど
セロトニンを含む食べ物
トマト、キウイ、バナナ、パイナップルなど
アセチルコリンを含む食べ物
くわい、なす、たけのこ、里いも、山いも、トマト、
そば、まつたけ、落花生など
トリメチルアミンオキサイドを含む食べ物
カレイ、タラ、スズキ、タコ、イカ、エビ、カニ、ハマグリなど
ノイリンを含む食べ物
冷蔵のタラ、サンマ、塩漬けのサケなど
その他、果物ではバナナ、キウイ、オレンジ、イチゴやリンゴの皮、
チョコレートなどが仮性アレルゲンといわれます。
リンゴの皮にはサリチル酸を含んでいて、炎症を悪化させます。
アトピーの人は皮を剥いて食べたほうが良さそうです。
※解熱剤のアスピリンもサリチル酸の仲間です。
そして問題なのが食品添加物
・着色料
タートラジン(黄色4号)
サンセットイエローFCF(黄色5号)
アマランス(赤色2号)
ニューコクシン(赤色102号)
-----これらは清涼飲料水や漬物、和洋菓子、アメなどに使われています。
・保存料
安息香酸ナトリウム
パラベン類
-----清涼飲料水、しょうゆ、濃縮ジュース、酢、マーガリン
・酸化防止剤、発色剤
亜硝酸ナトリウム
-----ハム、ソーセージ、食肉加工品など
・漂白剤
亜硫酸ナトリウム
-----かんぴょう、こんにゃく、ゼラチンなど
・調味料
グルタミン酸ソーダ
-----インスタントラーメン、ダシの素、ギョーザの皮、その他多くの加工食品
・着香料
ベンジルアルコール
-----菓子、ジュースなど市販の多くの食品
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