アトピーっ子情報館のSaikoママです。
近年アトピーや花粉症などのアレルギー疾患の子供が増えています。
自律神経の乱れがアトピーの発症、悪化の一因であることは
以前このブログでも書きました。
副交感神経が優位のときにはリンパ球が増加し、アレルギーを起こしやすくなります。
そして、赤ちゃんは副交感神経が優位なのでアトピーなどアレルギーを起こしやすいのです。
さらに皮膚が弱いため、アトピー性皮膚炎という症状が出やすいと考えられます。
通常は、成長するときにエネルギーを消費することによって
副交感神経が過剰に優位にならないようにバランスをとるのですが
現代ではさまざまな要因によって副交感神経優位の状態が
続いてしまう可能性が高いのです。
その理由は肥満、運動不足、排気ガスの吸入などが考えられます。
ところで、アトピーっ子をお持ちのママ、パパ、
赤ちゃんが泣くとすぐに抱っこしたりしていませんか?
我が家は、そうでした・・・(^^;)
なにしろ、泣いて顔が真っ赤になると湿疹が余計に目立って
掻き壊したりしたら血だらけだーっ!
って恐怖心がいつもあって、ついついあやしてしまっていました。
(ま、アトピー娘は何してもよく泣く子だったんですけどね)
これ、ちょっと待って。
赤ちゃんは泣いているときは交感神経優位になります。
でもすぐ泣き止ませてしまうと副交感神経優位が続くことになってしまいます。
アトピーを発症しやすい状態ということです。
交感神経優位の状態を作ることがアトピーなどのアレルギーを起こしにくい体質作りには
欠かせないポイントです。
赤ちゃんには適度な刺激を与える必要があるということですね。
「赤ん坊は泣くのが仕事だ」
と祖母にも言われました。
もっと早く気付いていれば
多少泣いていてもおおらかな気持ちでいられたのになぁ、と思います。
ひきつけを起こすほど泣かせておくのは・・・ですけどね。
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