アトピーっ子情報館のSaikoママです。


娘のアトピーが夏になって少し軽減してきた頃、
夫で自身もアトピーっ子だったパパに聞いてみました。


アトピーがひどかった頃、私がステロイドを使って
きれいにしてあげたい、って言ったらどうしてた?」

「反対はしなかったと思うよ」


という答えが返ってきました。


そこで、改めてアトピーパパのステロイドに対する意見を聞きました。

アトピーパパは幼児期と大人になってから
ステロイドを使用し、辛いリバウンドを経験して脱ステしました。


アトピー
の湿疹がかゆくて眠れないのは本当に可哀想だし、見ている親も辛い。
でも、ステロイドを使ってその場をやり過ごしたとしても、いずれステロイドをやめるときにやっぱり辛い思いをする。
その時期が早いか遅いかの違いだけだ。


と言いました。

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アトピーパパの場合は、ステロイドはアトピーを治す薬ではないからどこかで脱ステをしなければならないときがくる、
というのが前提にあるようです。


アトピーパパは小学校の低学年までステロイドを使っていました。
自分で塗っていました。
ある年齢になったら自分でもきちんと塗れるように指導するのは
一般的なことのようです。


その年齢ですから、当然アトピーでかゆい思いをしたことも記憶にあります。
ステロイドを使っていても、アトピーっ子は痒いんです。


皮膚科医の中にはアトピーは治らないから上手く付き合っていく、
ステロイドを含め、薬や保湿剤を使ってコントロールしていく
というお医者さんも多くいます。
でも、本当にそうでしょうか。


アトピー
っ子は、何も塗らなくてもプニプニした瑞々しい肌を手に入れられないのでしょうか。

実際にアトピー娘のお肌を観察していると、確かに冬の乾燥しがちなときは、ガサガサです。
でも、皮膚全部が、というわけではありません。


上腕部やおしりなど露出の少ない部分が潤っているということではなくて、湿疹のできている顔や背中でも湿疹のできていない肌は乾燥していないんです。


これは保湿剤を止めてから顕著に現れました。
 

アトピーっ子、2度目の冬を越えて


ステロイドを使用すると肌が乾燥しやすくなるようです。
ただこれはステロイドの副作用というより、基材に使われている成分によって起こる副作用だそうです。


ステロイドに限らず、軟膏や保湿剤を過剰に使うと肌本来の潤う力を奪ってしまうことは確かなようです。


アトピーパパも脱ステして1年程は保湿剤が無いとひどい乾燥肌でしたが
今はまったく使っていません。

ストレスがたまったり、体が疲れたりすると皮膚がかゆくなったり湿疹が出たりしますが、
以前のようなアトピー湿疹がパーッと出ることはありません。


今年の冬も今の状態をキープして欲しいと願っています。
パパもアトピー娘も。


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