アトピーっ子情報館のsaikoママです。
アトピーなどアレルギーの人がいる家庭では犬や猫などのペットはご法度?
これについては賛否両論あります。
というより、猫や犬のアレルギーがある人は、飼育すれば症状が悪化する確率は高まります。
でも、統計によると出生時に犬や猫を2匹以上飼っていた場合
アレルギー体質になる確率が2分の1になるというデータがあります。
この報告は、アトピー娘を妊娠したときに2匹の猫が居た我が家ではほっと胸をなでおろしました。
でも、しっかりアトピーになったんですけどね。
その後アレルギー検査をしたところ、
アトピーパパも、アトピー娘も犬と猫のアレルギーが判明しました。
・・・が、現在猫も一緒に暮らしています。
アトピー娘は季節によって肌が乾燥したりしますが、
3歳を過ぎて肌が丈夫になってからは一見アトピーだとは思えないほどの状態が続いています。
真っ黒に日焼けして見るからに丈夫そうです。
アトピーパパも数字上は犬猫アレルギーではありますが、
食事療法でアトピーが軽減してから、よほどのことがない限り保湿などのスキンケアも必要ないほどです。
ま、これは我が家の事情ですが。参考になりませぬ・・・。
で、なぜ出生時に犬猫など2匹以上飼育しているとアレルギーになりにくいかというと、
動物の糞の中にあるエンドトキシンという毒素がアレルギーを抑制するのだといいます。
以前このブログでも紹介しましたが、
「子供を花粉症にしないための9カ条」の中にも、
猫、犬を家の中で飼育する
という項目があります。
また、
農家で育てる
という項目まで。
これは、犬や猫だけでなく牛や馬などの家畜の糞の中にもエンドトキシンが含まれていて、
1歳以前にそのような環境で過ごすことによってアレルギー体質になりにくいということです。
このエンドトキシンとは細菌が分泌する毒素の一種だそうです。
不潔な部屋や土ぼこりの中からも検出されるそうで
いってしまえば「汚れ度」を測る目安にもなります。
そしてこのエンドトキシンにはアレルギーの発症を抑制する働きがあるというのですから驚きですね。
このようなことから、田舎育ちの人のほうが都会暮らしの人よりアレルギー疾患が少ないといえるのでしょう。
かといって不衛生な環境で生活、まして育児をするというのは
他の感染症にかかってしまう確率も高まるので良し悪しですね。
でも、過度に清潔にしなければ!と掃除に追われながら暮らすより、
精神衛生上も良いように思います。
さて、冒頭の犬猫2匹以上飼育ですが、1匹ではアレルギー発症を抑制するためのエンドトキシンの量が足りないからだそうです。
それに注意しなければならないのは、まだ体質の出来上がっていない1歳未満の時期の場合です。
アレルギーを発症してしまってからでは、その抑制効果は無いばかりか、アトピーを悪化させてしまうかもしれませんのでご注意を!
愛猫家のSaikoママでした。
コメント 2
1. あるん
なかなか興味深い研究ですね。もっと科学的にわかる日がくればとおもいます。2. 猫好き
妊娠したからって
子供が生まれたからって
それまで飼っていたペットを捨てるとか
里子に出すとかする人間は
最低ですよね。
所詮ペットだし…
我が子と比べるものじゃない…
なんて思うやつに
最初からペットを飼う資格なんてない。
もともとペットが居るならそれを前提に
子作りなり何なりしろよ!と言いたい。
アレルギーが出たからやむを得ず…
とかは言い訳。
本当にペットのことを考えてるなら
それでも一緒に暮らしていけるように環境作りなり何なり出来るはず。
ペットを簡単に手放すとゆーことは
初めからペットの命や心を軽視してた現れ。
ペット二匹以上が安全なら良かったですねー。